試乗会の時に、多くの方に試乗して頂き、とても良い評価を頂いたボードです。
05/06モデルは、フルモデルチェンジが施され、04/05モデルまでのサイドカーブ非対称モデルから、対称モデルになりました。
非対称モデルでは、異なったサイドカーブにより、バックサイドでの過剰なローテーションを防ぎ、切り替え時のフロントターンへの導入をしやすくする狙いがありました。05/06モデルでは、接雪長をノーズとテールで10mmづつ合計20mm長くし、
テールのキック量を低くすることでエッジグリップが増し、操作性の点で、ノーズ接点とテール接点の面圧分布を改良しターン導入時の雪面の捉えを強化しました。
また、ノーズ幅とテール幅が同じ(テーパー0)にして、ターン後半のエッジグリップを強化され、サイドカーブ非対称を上回る性能を実現しました。
補強材に横方向の繊維量を増やし、芯材には、RCシリーズに比べ、密度の高いものを使い高速安定性を高めました。
その他に、振動吸収に優れたEVCプレートを足元に搭載され、足へのストレスを軽減、インサートホールを2×6にすることで、より好みのスタンスワイズにセットできる配慮がされています。
試乗した際は、ハードパックの雪質でしたが、安心して乗り込んでいける感でした。
特に、ミドルからロングターンでの安定性は抜群で、エッジグリップがよく、転ぶ気がしないくらいでした。ショートでは、張りのあるトーションを活かし、テンポの良い切れの滑りができました。
私(身長180cm、体重 70kg)が試乗したサイズは160と164でした。
どちらかと言うと、ミドルからロングターンメインだったら164ですが、
何でもこなしたい時は、160で充分滑れると思います。
フリーランから基礎系はもちろん、SLでも使用可能なポテンシャルを持ったボードです。



