ET-KINGのいときんさんがお亡くなりになりました。

(インターネットの肺がんについての一文で泣きそうになったことを書いてます。見たくないかたはここでやめてくださいねショボーンお願い)


同じ肺がん患者として、影ながら応援してました。

いときんさんは抗がん剤治療を受けず自宅療養などを続け、免疫力をあげるため体力づくりなどをしていたそうです。

ただ、インターネットでの情報なのでどこまで真実なのかはわかりません。

抗がん剤治療を受けなかった。

これは、患者さんご本人の選択なので尊重します。
それはそれでいいと思います。

私だって抗がん剤はしたくなかった。それでも抗がん剤治療を受けることを選んだ。

ただそれだけのこと。

でも、今回のことが報道されるにあたり、目にしてしまったこの一文。

肺腺がんは、化学療法、放射線療法が効きにくい。
肺は血液が循環するので全身に広がりやすい。手術も難しく放射線治療なども、とりあえず、という程度。


は????

それじゃ誰も助からないじゃないですか?

その一文を見て、病気と関係ない人は、
へぇ~そうなんだー。程度で終わると思います。
私も、自分が肺がんじゃなかったら、
肺がんって大変なんだな~で、終わってたと思うし。


でも、今は肺がん経験者。
私は、一気に不安になり怖くなって泣きそうになったんです。
何気ない一言で、どれだけ怖くなってどれだけ不安になるかっ!!


私だって、薬飲んで、はい!治ったね!って病気じゃないことぐらいわかってます。
命かけて戦ったし、今だって病気と向き合って、負けるものか!と、戦ってる人がいっぱいいる。

放射線治療ができること。抗がん剤治療ができること。
治療ができることがどれだけ希望の光となるか。。。


生きるために、生きようと必死で、生きたくて、治したくて、頑張ってるんです。

病気は、病気に伴って起こる症状がすべてじゃない。薬の副作用。不安、怖さとの戦い。

これは病気になった人しかわからない。
精神的な浮き沈みがどれだけ大変か。
精神的な戦いがどれだけ大変か。
治療中の方ももちろんですが、病気は治療が終わってからもずっと戦いなんです。

周りで、支えてくれている人たちだって、辛くて必死なんです!

ちょっとしたことで、すぐ不安になるんです。

だからこそ。。。マスコミの報道って。。。。マスコミでの一言って。。。難しいですよね。

きっと今でも十分配慮して、慎重に記事を出しているとは思いますが。。。

それでも、たった一文で。傷ついたり、不安になったりする人もいるってことはわかって頂きたいです。。。





いときんさん。お疲れ様でした。
心よりご冥福をお祈り致します。