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検察の事件捏造、政治腐敗、高い失業率、就職不安、年金問題…
いまの日本は閉塞感と欺瞞に満ちており、子どもたちの眼には、大人が創り上げてきたこの社会
に「信じられるものがない」と映っています。
一方の大人たちも、子どもたちにどんな未来を示してよいか答えを見いだせずにいます。
特に教育の場である学校においては、教師自身も自分の将来が見えない世の中で、
子どもたちに将来について何かを教えなければならない、ということは、
“教師も人間である”という視点から見ればあまりにも酷な状況かもしれません。

2011年1月スタートのフジテレビ“月9”ドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』は、
「いま、私たちには信じられるものがない」と大人社会に不信感を抱いている子どもたち、
そして、子どもたちに期待感を持たせない社会を作っている大人たちへ
「大人を信じてもいいですか?」「私たち大人は子どもに信じられるにふさわしい存在ですか?」
と問いかけながら、混迷する世の中に一石を投じる禁断の学園ラブストーリーです。
ある高校を舞台に、“教師と生徒の愛”というテーマを象徴的に取り上げ、
「先生、私たちは大人を信じてもいいの? 自分の未来を信じてもいいの?」という生徒たち
からの投げかけに対して、徹底して向き合っていきます。

本作で主演を務めるのは、人気と実力を兼ね備え、幅広い層から絶大なる支持を得ている
戸田恵梨香さんと三浦春馬さん。
おふたりは、フジテレビ“月9”初主演で、今回が初共演。教師役も初挑戦になります。

戸田恵梨香さんが演じるのは、高校の英語教師を務める上村夏実。
情熱的で真っすぐな性格の夏実は生徒からも慕われ、充実した教師生活を送っています。
さらに、高校・大学の同級生で、いまは同じ学校の同僚である男性教師と3ヵ月後に結婚を
控えており、幸せいっぱいでした。しかし、婚約者とその担当するクラスの女生徒が
関係を持ってしまったことにより生活は一変し…

一方、三浦春馬さんが演じるのは夏実と同じ高校の教師・柏木修二。
新しい高2のクラスを担当する前日、酔った勢いで女性と関係を持ってしまった修二は、
その女性が自分の受け持つクラスの女子生徒だったことを知ります。
修二は、3ヵ月後に結婚を控えた婚約者である夏実と女子生徒の狭間で苦しみますが…。

■キャスト
上村 夏実  戸田 恵梨香 
柏木 修二  三浦 春馬 

佐伯 ひかり  武井 咲  
園田 望未  剛力 彩芽 
 
水谷 亜弥  内田 有紀 
中西 佳史  西村 雅彦 
鶴岡 悟司  風間 杜夫 

撮り溜めてたドラマを一気に観るのはいつものパターン。
最近、録画したクセに観る時間がないんで溜まりに溜まって削除する前に観賞。

まず、生徒役がヘタで折角のドラマが台無し。
何しろセリフが聞こえずらい。
役者って発声練習とかちゃんとやってんだろうな。
だから、小さな声でも聞き取れる。

ひかり役はセリフに感情が入ってないし、のぞみ役は聞き取り難い代表だし。
顔だけは整ってるけど、味のある若手って居ないんだろうな。
それと平岡役は、ヘンな関西弁で違和感アリアリ。

Wキャストの三浦春馬と戸田恵梨香はイイ。
戸田恵梨香は私的には美人の括りに入らないし、カワイイとも思わないタイプだけど、女優さんとしては魅力的。
三浦春馬は実直だけど男としては頼りない教師を上手く演じてる。
上手くなったなぁ~って感心する程に。

始まりとしては起きたら女子生徒がベッドに居たトコから。
その時は生徒と気付かず、しかも寝た記憶もなし。

それを隠し結婚の準備を進める。
が、最悪の形で学校にも生徒にも婚約者にもバレてしまう。

が、実は関係は持ってない。
まぁ、そんなこったろうと思ったけどね。

結婚をキャンセルしたのは夏実から。
彼との子がお腹に居ると分かっていながら。
女は弱し、されど母は強しってまさにこの事か。
とは言え、まだ気持ちというか未練たっぷりなんだけどね。

彼は生徒を気にし、彼女には見合い相手に身ごもっているのを知りつつプロポーズされる。
その見合い相手のセリフ、「愛しかない結婚は愛が冷めたら何も残らない。」に心が動く。

そして彼も生徒に「私を女として見て」と迫られる。
彼は「それは出来ない」とキッパリ。

最後まで誠実な男として描かれているけれど、今時の草食系男子で、
私みたいな肉食系女子からすると、心動く事なしと。


ドロドロになりそうな展開を、爽やかな二人が押し留め、最後はハッピーと。
良かったですね。はい。


採点は10点中4点