本はじわじわと読んではいたのだけど、記事にする気力なんとなくわかなくて読みっぱなしてました。
でもこの本、すごく良かった
なんていうのか、読後、雲の切れ間から光が差し込んできたのを見たような、そんな晴れやかな気持ちになったので久しぶりに読書記録を書こう!という気持ちがむくむくと湧き上がりました。
『そして、バトンは渡された』
瀬尾まいこ著 文藝春秋
優子ちゃんは3人のお父さんと2人のお母さんがいるというちょっと複雑な家庭環境をもつ女の子。
血のつながりのある親とは子どもの頃に別れたきりで、その後は血の繋がりのない親に愛情をたくさん注がれ、まっすぐに育っていく。
その優子ちゃんの成長と、優子ちゃんの周りの大人たちの物語。
いや、久々に持っていかれました。
面白かった
映画化されてるのかな?
優子ちゃんも、周りの大人達もみんないい。
特に最後のお父さん『森宮さん』がすごくいい。
ちょっとズレてて変なんだけど、優子ちゃんを思う気持ちがまっすぐですごくいい
血のつながりや家族とか他人を思いやる事とか。
そんな事が押し付けられるわけでなく、すんなりと腑に落ちるような話しでした。
この作家さんの本を読んだのも初めてで、これから読みたい作家さんリストが増えたのも嬉しい。
おまけ。
先日、横浜中華街と山下公園のバラ園に行ってきた。
中華街は人が多すぎる。
ま、私もその1人なんだけど