ここ数日、天気の悪さと疲れもあり頭痛のする憂鬱な日々でした
数年前に身内が脳関係の病気で倒れたこともあって、いつか一度きちんと検査しようと思っていたので、この機会に脳神経科を受診することにした。
近所にあるのに初めて入る院内はとてもおしゃれで病院という感じがしない
しかも先生もとてもいい感じだった。
色々と話しを聞いてくださり、目をつぶって手を伸ばしたり、ペン先を見るように言われたり、いろんな問診があって。
『それは偏頭痛ではないですね。
頭痛も軽いですね』と。
そうなんだ
私は薬を飲まないとならないくらいひどい頭痛だと思ったけれど、薬でおさまるくらいなら軽いらしい。
やっぱりお医者さんと一般人とは重症度の捉えかたが違うのね。
念のための検査も、おそらく何もないのを確認する感じだけどどうします?と言われてちょっと迷う。
でも家族が心配しているから大丈夫だったと言えるように検査することにした。
そして受けました、初めてのMRI。
狭いところ苦手なんですということで、閉鎖感の少ない機械で受けたんだけど。
多分、緊張からかな。
検査が始まってすぐに自分の気持ちとは全く無関係に急に動悸や呼吸が激しくなる。
全力疾走した時のような激しい息をしながら大丈夫か私、と思う。
何かあったら握りしめてと言われて持たされた丸いスポンジのボール。
今、握り締めるべきなのか
もう少し頑張れる
ゼーハーと荒い息をしながら考えていた。
MRIの音がカンカンガンガンと段々と変化していくうちにコン…コン…コン…みたいな感じになって。
あ、メトロノームみたいだなと思ったら段々と動悸も呼吸も落ち着いていきました。
何が怖かったんだろうな。
自分でも不思議に思う。
動けないことかな。
音はうるさいけど、痛くも何ともないし。
でも頭の中を何かでスキャンしてると思うと背中からゾクゾクしてくる感じがしてくるのですよ。
宇宙人にさらわれるとこんな感じかも…とかいらん事考えるとまたドキドキしてきそうだったので、余計な事は考えないように。
15〜20分だったんだけど長かった
結果。
『出血の跡も兆候もないし、すごくきれいですよ』
と、脳内を褒められて検査が終わった成し遂げた感と安心感とですごく嬉しかった
過去に頭を打った事もあったけど、それも大丈夫だったんだ。
頭蓋骨ってすごいなと思った。
気がつけば院内にはオルゴールっぽい音で音楽が流れていた。
ラカンパネラ、幻想即興曲、エチュード10-4、月光3楽章、バラード1番も。
まさに私の憧れ曲が次々と
何はともあれ、一つ懸案事項が済んですっきり。
そして、わが家のパプリカ。
スーパーで買ってきたパプリカ。
料理する時にはずした種を捨てずにまいてみたらびっくりするくらいの発芽率。
その後もすくすく成長を続けて発芽からおそらくひと月くらいでここまで育ちました。
このまま育てば花が咲いたりして収穫できるのだろうか
ちょっと期待
人間もだけど、植物も生命力ってすごいと思う。