3rd season
お悔やみの回
ストーリーテラーの
タロです
好評いただいている
たそがれの真骨頂
短編読切の
『回』シリーズですが
今回は、アホなりに
熱い?一面をお見せできたらと
書かせていただきます
30代も真ん中の頃は
互いに仕事もや生活も忙しくなって
なかなかみんなで逢うのも
疎遠になってきた時期の話です
ナルシストのナルシストたる所以
そして、仲間を強く思う心は
少々行きすぎる傾向があります
最後は毎度のドリフのようなオチに
なってしまいますが
今回はちょっと泣けるテーマです
友の家族の他界という
初めての経験を俺たちはどう
解決していくのか?
シリアスな話題をどうやって
たそがれ風に仕上げていくのか
ご期待ください
それは真夜中の
一本の電話から始まります
チーム絆
熊本
TASOGARE リーダー?
もしもし、お前ら
招集だ!
すぐに帰ってこい
TARO メンバー
関東
どうしたよ、こんな真夜中に・・・
おぉ、そうか。。
分かった。。
さてと
店の方はどうするかなぁ
・・・。
ヒサシの奥さんが
他界した。まだ30代の
若さだったのだ
残念ながら絆のメンバーは
嫁さんとの交流は一度も無い
そんな中、
電話の向こうで動揺している
たそがれの声に驚いた
電話先で
泣いているのだ
友であるヒサシ
の心情を受け取って
感傷的になっているのか?
なんか違和感あるな
たそがれは
チーム絆の名に懸けて
ヒサシとその家族と共に
奥さんを見送りたいらしい
たそがれは隣県の
熊本住みなので
それから福岡北九州まで
近いのだが
十三は大阪から
タロは関東から
緊急招集かあ
これはちょっとは
ためらうよね
単純に行けるものではない
たそがれは ヒサシの
家族のサポートも含め
今回の葬儀の幹事をするとの事
お前ら当然だろ?
来なくてどうする?
十三は寝坊するんじゃないぞ
タロも忘れものするんじゃないぞ
おまえしょっちゅう忘れ物するからな
たそがれは予想はしていたが
いかにも、マフィアのような
着こなしで、
まるでカニのようだ
3rd
ファイナルエピソード
プロローグ
本編に続く