「このくらい強烈な

教師が今も認められていたら

もう少し締まりのある

世の中になっただろうに」

      taro

 

 

 

 

インチキストーリーテラーの

タロです

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで

本日のメインイベント

みなさんお待ちかね

ヤングたそがれの

ご登場ですニヤリ

 

 

 

舞台は厨二病

真っ只中の

中学二年生の終わりごろ

 

 

 

3階建ての

新校舎は

1階1年生 職員室

2階2年生 会議室

3階3年生 音楽室 理科室

 

 

 

そのような構造で

2階の会議室は用事が無い限り

だれも近寄らない場所グラサン

 

 

 

 

そしてそのベランダでは

うふふな事をする厨二病たちが

おりました口笛

 

 

 

タバコ、酒は

自宅でたしなめばよいものを

わざわざ学校まで持ってきて

 

 

 

こっそりやるスリルが

たまらんのでしょうひらめき

 

 

 

 

私はめんどくさい事に

巻き込まれるのが嫌なので

学校でそのようなことはしません

 

 

 

 

その日も

会議室の外のベランダのところでは

こっそり胸ポケットから

坊主なのにエチケットブラシを出して

短い髪の毛にグリスをぬりぬりし

コームで髪形を整える奴らが居ましたグラサン

 

 

 

サッシ―君が

3人くらいで固まって

何か始めたかと思うと

 

 

煙がモクモクと

上がってきますグラサン

 

 

 

たまたま自分はそこに、

ルームメイトのたそがれと

二人で行く用事があり

たまたま居合わせたのですが

 

 

 

 

たそがれも

基本的には学校に悪いものを

持ってきたりするヤカラではありません

 

ノミの心臓なので

 

 

 

親がうるさいので

学校から指導が入るのを

嫌がるのです

 

 

 

キホン、カッコつけ

なんですけどね

 

 

 

そんな

ゆっくりとした昼休みの

風景で

 

 

 

 

突然、会議室のドア鍵が

あけられこちらに向かってくる

教諭のシルエットが見えました

 

 

そうです

 

 

 

コラー

そこで、ナニしとんのか!!

 

そうです

 

登場したのは

かの、ラリホー王でした

 

 

おい

サッシー

今ここで何してた?

 

慌てて隠したものの

ニオイがプンプンしており

 

 

 

明らかにサッシ―の

不手際で、喫煙が

見つかってしまったのである

 

 

言い逃れが

出来るわけがないえーん

 

 

 

 

ラリホー王は

サッシ―を怒鳴り散らし

それから

コンコンと説教を

はじめる

 

 

今ここまでの話では

ごくごく普通の話である

当たり前に、喫煙者校則違反者が

 

指導者より注意を受けている風景

そして、サッシ―も

反省をしているような

状況であった

 

 

 

でも・・・・・・

 

 

 

 

その先生と生徒のやり取りを

不服とみて

 

 

 

ラリホー王と

さっしーの間に入り込む

 

 

 

猛者がいた

 

 

 

どどん

 

 

 

 

せんせ

もうその辺で止めたら

いいやろ、これ以上

色々と説教するなや・・・・

 

 

 

 

 

一同絶句

 

この漢

スラっと言いやがった

 

 

 

 

この漢、

正義感なのか

厨二病なのか

事もあろうか

 

 

 

タバコの注意の途中で

その間に割って入る男

 

 

 

( ゚Д゚)ハァ?

 

 

 

それまで、タロの隣で

この二人のやり取りを見ていた

たそがれは、事もあろうか

教師の説教を制止しようと

 

 

両手を広げて

 

 

校則違反者

さっしーを身を挺して

かばう姿

 

 

 

ラリホー王

( ゚Д゚)ハァ?

 

 

瞬間に

ボクサースタイルに

構えをとった

ラリホー王

 

 

そして、

たそがれの

顎の部分に強烈な

左ストレートを一発

 

 

顎はねじ飛び

くらついたたそがれは

右に倒れようとするも

 

 

ラリホー王はそれを

許さない

 

 

倒れようとする方向の

下側より、強烈な右アッパー

 

 

えっ?

 

 

ラリホー王

もしかしてボクサー崩れ?

 

 

ラリホー王の

パンチは

ストレート

アッパーから

本気の右ほほへの

ジャブ

 

 

 

そして

脇腹へのフックが

決まり

 

 

たそがれの口からは

血しぶきが上がった

 

 

 

呆気にとられる

生徒、そして

パンチをまだ繰り出そうとする

 

 

 

ラリホー王を

教頭先生が

羽交い絞めにし

 

 

 

職員室へ連行していく

 

 

 

大人の本気パンチを

目の当たりにした

厨二病たち、その戦慄の時間は

 

 

 

俺たちを

恐怖のずんどこに

貶めた

 

 

口の中が切れたのであろう

口から血しぶきをあげた

 

 

 

たそがれは

白目をむいている

余りにも残酷ww

 

 

「イヤ・・・

アホでしょ」

 

 

タバコを吸っていて

注意されている友人を

颯爽とかばいにいって

 

 

 

その行動がラリホー王の目につき

今までにない屈辱に映ったのだろうか

 

 

ラリホー王は

ハードパンチャーだった

 

 

そしてそれが原因で

前の学校を追われて本校に

流れ着いたのだろう

 

 

とにかく

たそがれは

貰い事故としか言いようがなかった

 

 

白目をむいて

しばらく放心状態だった

たそがれは我に返り

 

 

 

憤然としていた

 

 

 

 

 


 

たそがれがー!

たそがれがー!

 

 

 

ラリホーがやった事を

目撃したヒサシは大騒ぎして

周囲にふれまわっていた様子

 

 

 

 

そのまま

校長室へ問題教師と

たばこの犯人3人

 

 

 

そして

 

 

 

毒舌王 

有吉テイストで

言うところの

「THE

貰い事故馬鹿」

 

 

たそがれが

 

 

 

連れていかれることに

なったのである

 

 

それからの

視点はタロは目撃していない

 

 

白目をむいている

たそがれを見たところで

タロの記憶は途切れている

 

 

 

 

 

~校長室での攻防~

 

 

 

 

そのまま

この漢

 

 

十三の視点に移る

 

 

 

 

校長室では

喫煙者さっしーと2人

怒りに狂ったたそがれ

 

 

何故か十三がいた

 

 

 

 

十三

 

てへっ

 

 

十三のいた理由は分らないが

十三はその時すでに

 

 

傾奇御免の称号を

学校から

頂いていたので

 

(これが最大の謎)

 

 

 

 

何をしても怒られないという

特殊な立場でいたのだ

 

 

 

 

白目をむいていた

たそがれは

校長先生の謝罪虚しく

ラリホー王を許さないと言った

 

 

いくらなんでも

過剰防衛である

余りにもラリホー王の

指導は行き過ぎており

 

 

 

 

教頭先生が

羽交い絞めをして

連れていくくらい

ラリホー王は怒り狂っていた

 

 

校長先生も

このことは穏便に済ませて欲しいと

謝罪をたそがれにしてきたが

 

 

 

たそがれは

それを絶対に許さないと言った

 

 

 

ラリホー王は

身の危険を感じたのだろうか

卒業時に彼が

 

 

 

 

狙われていたのを

察しての事か、卒業式が

終わるなり本人はさっさと

帰宅していたのであったあんぐり

 

 

 

お礼参りまでは行かずとも

ラリホーの通勤車両を

特定していたので男子生徒で

ひっくり返そうと

 

 

 

画策していたのであったが

それは叶わなかった

 

 

 

 

 

この件が

引き金になったのか

どうかはわからないが

 

 

 

 

 

中学校3年次に

巻き起こる

 

 

 

 

伝説の

プチトマト事件との

関連性がありそうだグラサン

 

 

 

 

 

 

プチトマト事件

それは、ハウス栽培している

プチトマト、

栽培中のモノを取った奴は

 

成績は1やからな

 

そう豪語するラリホー王

そして、その鉄の掟を

 

 

 

破ったタロ

5・5・4・5・

5・5・5・

 

・1(技術)

 

 

 

サッカー部、集まれる?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その、攻防の一部始終を

近々お伝えする

 

 

それはそうと・・・・

 

 

 

 

たそがれ

 

 

ナイスファイトだったぜ

 

パンチドランカーに

なってしまった漢???

 

 

 

 

 

 

つづく