看護学校に行く前に読んだ方がいい本 | 地球に来てよかったな「お多福」のゴキゲン研究録

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スピリチュアル好き、健康オタク、脱ガマン、ワガママとご機嫌に生きることが地球貢献につながるのではと勝手に思っていたり、好き勝手なことを記録をしています。

どうも、おかげさまで現在無職ですが幸せです。

 

が、ぼちぼち家政婦生活も飽きてきたのでちょこっとずつ動く方向ですが。

 

方向が皆目見えねぇ。

 

やりたいことがわからない病も相変わらずですねぇDASH!

 

まあ就職活動はボチボチやっていくとして。

 

あ、そんな中先月あったいいこと。

 

前職の施設の運営会社から退職金を頂いたことと、おとんから「温泉にでも行って来んね」とお小遣いを頂戴したことニヒヒ

 

ラッキーチョキ。退職金出ないと思っていたのでね。

 

そんな訳でまずは温泉を検討しようと思います。で以上前振り。

 

 

 

こちらが文庫化されていたので読んだんですよ。

 

で、タイトル。

 

看護師になろっかなーと思う人はこれ読んでから考えて決めた方がいいかとね。

 

看護師が出食わす災難についてほぼ網羅されていますえーんショックアセアセ

 

看護師同士の資格・学歴マウント、患者の不穏・暴言・暴力、セクハラ、クレーム、サービス残業、前残業、くそ医者、休日セミナー、3交代シフト…。


程度の差こそあれ、わしだってもれなく経験しております。ってか全く無傷の看護師なんかおらんやろ。いたらむしろびっくりする。

 

しかし…この小説に出てくるシフト。

 

小説とはいえ、何で主任が抜けただけでここまでひどいシフトになってんの?爆弾

 

日勤深夜はまだしも(この小説では5時まで日勤した後、翌午前1時からの深夜勤務に入る。定時で帰れても8時間後にはまた仕事。割と3交代あるある)、明け日勤(9時に仕事終わって翌日日勤。通常は休みか準夜勤にすることが多い)、明け準夜(9時に深夜が終わった後通常は翌日の17時から準夜勤だけど、ここでは人手不足で当日17時から)とかさ…。

 

ありえねー。

 

と思いましたが、わしも人がいないときに明け日勤させられたことありますし(しんどいです)。先輩もリーダー業務出来る人間が調整つかないとやらで準夜日勤(午前1時に準夜勤が終わった8時間後に日勤に入る)させられたこともありましたし。

 

とはいえ、わしが3交代の病院で働いていたのもはるか昔の話ですし、通常シフトは看護部などのチェックが入るし、病院ごとに夜勤回数や間隔のルールもあるはずなので、この本の7章「日勤ー深夜勤ー日勤ー準夜勤ー深夜勤ー準夜勤ー休日ー日勤」なんてシフトはそうそう通らないと信じたいですが…。

 

で、主人公が過酷なシフトをこなす中にこれまた上記な災難+プライベートもてんこ盛り、に実際に起こった医療事故や事件も絡めて出てくる。わし小説は大概一気に読むんですが、これは休み休みしないと読めなかったです。


あと、最後久坂部羊さんの解説が素晴らしくてですね。解説もぜひ読んで欲しい。

 

看護師になろっかなーと思う人もですが、病院にお世話になっている人も読んで欲しい本ですね。