6日、私の太鼓の先生が77歳で亡くなりました。
昨日、お通夜で今日はお葬式でした。(長いのでスミマセン。)
太鼓の先生は2人おり、(私を含めると3人です。)2人とももう70代・・・
ガンで末期だったのですが、ご飯が食べれなくて点滴を打つまで
子供太鼓の練習に出てきて、私が子供達を見てないとダメなのに
辛い顔せず、おおきな声で
「なんじゃ、だらだらと!しゃきっと構えーや!!」と叱ってくれた先生。
公民館にエレベーターがない為、階段を一歩一歩ゆっくりと上がる先生。
挨拶をするとき、みんな正座をするのですが、
座るのも辛いはずなのに、みんなと同じく正座をして、挨拶をする先生。
私は、啓蒙太鼓代表でお葬式に出席させていただきました。
先生は、啓蒙保育園の年長さんにも太鼓を教えており、
保育園から上がってくる小学生は基本をしっかりと覚えてくれています。
保育園の年長さんがお葬式に来てくれました。
子供達が太鼓をする上で、先生とのお約束を3つするのです。
1、『心をひとつにする』
2、『相手の目を見て話す』
3、『始めと、終わりは挨拶をする』
この3つを約束にしていました。今日、子供達が先生の前で約束してました。
『心をひとつにする』・・・太鼓でも、スポーツでも、踊りでも歌でも
1人でも違うこと考えてたら、みんな合いませんよね。
『相手の目を見て話す』・・・相手を見て話すことによって、伝わるものがありますよね。
『始めと、終わりには挨拶をする』・・・そーするコトによって、練習と遊びのケジメがつきますよね。
先生は、大人になってもできる、3つの約束を教えてくれました。
でもなかなかみんな大人になると忘れてしまいます。
これからもこの約束を太鼓のみんなで守っていこうと思います。
出棺の時、子供達が寒い中、外で待っていました。
先生が出てきたとき、みんなで『秋のななくさ』って言う歌を合唱していました。
車が出て行くとき、子供達は大きな声で、
「○○せんせい!○○せんせい!!」と何回も何回も叫んでいました。
大人ができないコトを子供達がしてくれて、私的には嬉しかったです。
私だって、叫びたかった。
泣く事しかできない私。顔見ても、車が出て行った時も泣くしかできなかった。
ボロボロでる涙をぬぐいながら、私は先生に感謝しました。
そんな今日は、晴れ曇り、ちょっと夜雨降ったみたい。
なんか先生みたいな日でした。
今は子供達はみんなわかっていない様子・・・
どうか・・・太鼓の生徒が気づいたとき、私が何かできるような力が欲しいです。
私はまだ教わっていないことがいっぱいありました。
本当に、私の体のことも心配してくれてありがとうございました。
感謝の言葉しか出てきません。
言葉が下手くそでごめんなさい。
