先のブログで触れたように、
昨年末、愛犬の肝臓ガンが再発してました。


昨年春に手術をして、肝臓の60%以上を切除。
手術前にはすでに内臓から出血していたようで貧血が酷く、輸血をしながらの手術となったものの一時は血圧低下で危篤状態になったほど大変な手術でした。


それを乗り越え、これでまた一緒に暮らせるね、長生きしてね、と喜んでいたのに……。





それでも、不安はありました。


重要な血管に腫瘍が絡み付いていて、

ギリギリまで切除したけれど再発の可能、転移の可能性はある、という病理検査の結果。



再発と聞いて、ショックと同時にやっぱりそうか……とも思いました。




16歳を越えていることや体力面、

前回の手術で肝臓の60%以上を切除していることなとで手術するのはなかなか厳しく、

抗がん剤を飲ませることになったのですが、


今度はてんかんの発作を起こすようになり、

てんかんの薬も追加。



食欲はあるものの口を開けて食べることが下手くそになり、食べさせるのも一苦労。


足に力が入らないためお座りの姿勢すら保つのが難しく、オムツをつけているけれど排泄させることすら大変。


ここ数日は時々目の焦点があわなくなり、

上を見上げてはキョロキョロする仕草をしています。




片時も目が離せず、


リモートワークを選択している子供が日中見てくれるからこそ仕事に行けるけれど、それがなければ、出来るなら職場に連れて行きたいほどで、

友人からのランチのお誘いも断るほど。




「手がかかって大変だねぇ」と言う人がいるけど、


初めて犬を飼って、分からないことも多くてあたふたすることも多いけど、

飼うからには一生面倒を見る覚悟で飼ってるし、

ちゃんと介護するからね…といつも愛犬に話して聞かせてるし、


なにより、ペットというよりも家族。大切な子供のひとりって思いがあるから、世話が大変なんて思わない。





動物病院の待合室で隣り合った年配の女性からかけられた言葉。


笑って、楽しんで、優しくして、

わんちゃんに嬉しい、温かい、って想いをたくさん届けてあげてくださいね、

その方が嬉しいよねーニコニコ


という言葉が心に響いて、

切ない顔ばかりしていてはダメだなと自分に言い聞かせて、今日もお世話をしています。