『二人きりでいつまでもいつまでも話していたい気がします。
そうしてkissしてもいいでしょう。いやならばよします。
この頃ボクは文ちゃんがお菓子なら頭から食べてしまいたい位可愛い気がします。』
芥川龍之介から塚本文への恋文より
5月23日は恋文の日でしたね。
ということで近代文学史上屈指の恋文、芥川先生から当時恋人だった文ちゃんこと塚本文さんへのラブレターをテーマに作ってみました。文面から溢れる得恋の幸福。初めてこれを知った時にはあまりにも直球でびっくりしました。頭から食べてしまいたいってどういうことなの。なお全文で読んでみるとそこまででもないような気がしなくもなくもない。『羅生門』を書かれた後にこれを書かれていると思うとまた趣深いですよね。
今回はお菓子で文ちゃんを作ってみました。
頭はホワイトチョコレート、胴はチーズクリーム寒天に無花果のお着物、土台は無花果の浮島、無花果ソースを添えて。
折角なので芥川先生がお好きだったという無花果で纏めてみました。