久保田万太郎『ゆく年』より
時は明治の末、或は大正のはじめ。肴屋・魚定と大黑屋旅館を営む定吉とその一家のお家騒動を描いたお話です。同作者の小説『さゞめ雪』を戯曲化した作品。
年末年始の買い出しでお魚屋さんに白魚が売っているのを見たら、そういえばこのお話に出て来たなと、ふと思い出してしまいました。
今回作ったのは白魚粥、白魚のみぞれ和え、白魚の白扇揚げ、釜揚げ白魚、黄身の塩漬け。
因みに白魚は秋漁と春漁があるそうで、秋漁は9月から3月なのだそうです。
今年はこれで更新収めとなります。
本年はお世話になりました。
来年もどうぞ宜しくお願いいたします。
よいお年を。