小林秀雄『栗の樹』より



文学者としての懊悩。そして奥様の故郷にある栗の樹のもとへ。短い随筆です。

その後、御自身の栗の樹は見付かったのでしょうか。羨ましかったのは郷愁か、それとも原点回帰の起点でしょうか。

関係無いのですが奥様とのやり取りがほのぼのしていて和んでしまいました。




今回作ったのは栗のおやき、栗の渋皮煮、栗ゼリー。樹の枝を模したチョコレートを添えて。

奥様が信州出身ということで、おやきを中心にしています。渋皮煮は砂糖控えめ。仕上げにシャルドネを加えてさっぱりした甘さを目指してみました。栗ゼリーは渋皮煮の煮汁を使っています。

おやきの具が綺麗に真ん中に包めてちょっと嬉しかったのです。