寺山修司『さよならの城』より


井伏鱒二先生の『「サヨナラ」ダケガ人生ダ』に対する返詩です。

『さよならだけが 人生ならば
 人生なんて いりません』

というフレーズだけ御存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか(このフレーズだけ『ポケットに名言を』にも載っていたので)。

ここだけ切り取ると大御所に噛み付く若手のようですが、詩を全て読んだ上で、加えて幼い頃各地を転々としていたり父親と死別していたりという背景を知ると幸せになって良かったなぁ、という気持ちに。



今回は家庭料理を中心にしました。寒鰆の塩焼き、根菜の煮物、菜の花のからし和え。ミニ大根の飾り切りで百合を添えてみました。あまくさとパプリカでやさしい やさしい 夕焼を表現。