『厨には 南瓜切る音 炉を開く』


木村蕪城『一位』より


昨日は炉開きでしたね。
厨(台所)から聞こえる南瓜を切る音を耳に、炉を開く。何とも風情のある句です。
ところで家に茶室があるというと、木村蕪城先生は茶人でもあるのでしょうか。炉開きは茶人の正月と申しますが、家でお料理も用意していたとなると奥様方は大変だったろうなぁと関係ないことを思い浮かべてしまいました。



今回は開く炉と茶釜をイメージして南瓜の茶碗蒸しを作ってみました。下にひいてあるのはあんかけのあん。

(本当は3日に同じものを作っていたのですが、少し気になるところがあったので作り直してみました)