『山は雪 ならむ深々 聖菓切る』


百合山羽公 作


聖菓はクリスマスケーキのことなのだそうです。ホールのケーキがあるということは誰かと一緒なのではないかな、と。
クリスマスの団欒を想像して何だか幸せな気持ちになる句です。

それに加えて、ケーキを雪山に見立て、深々とした山の雪をイメージしながらケーキを深々と切る。そんな場面が浮かびます。



という訳で今回はクリスマスケーキと雪山ならぬメレンゲクッキーを焼いてみました。
ケーキは王道で、ジェノワーズ生地にクレームシャンティ、デコレーションは苺とピスタチオとフランボワーズ。柊の飾りが控え目にクリスマスを主張しております。もう少し目立つ場所にした方が良かったかな。
クレームシャンティにはブランデーも入れています。
『深々 聖菓切る』とのことですので、カットして初めて完成です。
手前味噌ながら美味しく出来たかと。
メレンゲクッキーもさくさくです。

苺はとちおとめ、古都華、パールホワイトを使用しました。真っ白い苺を初めて見てちょっと感動。

これをご覧戴いた方へ、ささやかながらクリスマスプレゼントになると良いな。
皆さま幸せなクリスマスを。
Happy holiday⛄🎄✨