木下杢太郎『薌澤集』より


華やかで繊細な風景、胸に落ちる陰を伴った余韻。
寂しいというか、波のように引いていく終わり方の詩が印象的でした。薄荷酒は竝序も好きです。
杢太郎先生の詩は好きなものが多いので、また別の本もテーマに作ってみたいと思っております。



今回作ったのは『薄荷酒』をテーマに作ったお酒と、『楂古聿』をテーマに作ったコニャックを入れたチョコレートドリンク。
それにミントチーズソース、チョコレートソースにココアクッキーを砕いたものを添えてみました。
薄荷酒はペパーミントリキュール、日本酒、ライムジュース。

それにしても『印象派の絵のような』というハードルの高さよ。自然光のみで写真を撮りました。薄荷酒の陰がちゃんと写って良かった。


こちらも季節柄チョコレートで思い出した作品の一つです。
もう一つの『楂古聿』も好きなのですが、あちらは夏だな、と。