
稲垣足穂『ヰタ・マキニカリス』より
この本は短編・中編で構成されており、そのどれもに機械が登場します。
空や星に焦がれ、手を伸ばし、機械を編み、もがく。
機械は人の足掻きであり、それを命の結晶とするなら、生命を伝えていくものだとするなら、機械も生命と言えるのかも知れないですね。
今回作ったのは丸いチョコレット、空をアイシングしたプチシュークリーム、ボルトやナットの形のチョコレット。
丸いチョコレットの中には黄緑色の羽根。
空を飛ぶものという漠然としたイメージなので、ロビン・グッドフェロウでもファルマンでも、どちらでもあってどちらでもないです。
この時期になるとチョコレート関連の商品が大量に出回るので、チョコレート→チョコレット→ヰタ・マキニカリスと連想して作ってみました。