日大アメフト

日大の宮川選手の会見。自分が今出来る範囲で精一杯に償いたいという想いが強く伝わった。


経緯や真実をありのまま正直に話しながらも監督やコーチに責任転嫁をしない姿勢に心を打たれました。


私も小さい時にある大会に複数でていた。競技直前に『変な成績だしたらどうなるかわかってるよな』と先生に恫喝されたことを未だに忘れたことはない。当時は9歳とかでしたからほんと怖かったです。


確かに選手に厳しくすることは指導者として当たり前ではある。しかし指導と恫喝は全く意味が違います。恫喝すれば選手の能力が伸びると勘違いしてる時点で、そんな輩には指導する資格も監督やコーチとしての器もないんですよ。


別に宮川選手を全面的に擁護しているわけではありませんが、判断力を欠くほどに監督やコーチが絶対的な存在に思えて視野の狭窄を引き起こす気持ちは私にはわかります。


一番辛いのは被害者の生徒さんですが、私からすれば宮川選手もある意味被害者に思えてなりません。


あるテレビ局の女記者が『なぜアメフトが好きじゃなくなったのですか』みたいな質問をしていた。バカなの？と私は思いました。あんな閉塞された環境で恫喝されたら好きだったスポーツも好きになれなくなるでしょう。くだらん質問すんなよと思います。


やったことは消して許されることではないとしても、罪を認め 人を責めず 名前と顔を晒したその勇気は償いに値すると思います。