私の欠点

松居一代をみていても幸せそうに見えない。本人が幸せならそれでいい。他人からどうみえようが関係ないです。


私は以前友人が離婚した時にひどくショックを受けました。その旦那は絵に描いたような理想の旦那で友達を幸せにしてくれると信じて信頼していたからです。しかし、その旦那は不倫をして外に子供作りました。私はその男が一気に許せなくなりました。


私は『許せない！女も自立できないとだわ！むかつく！』と思い立ち、なぜか国家資格の試験勉強をやりはじめました(笑)

友人の旦那が許せないから資格を取るという因果関係の全くない戦いをやりはじめたのです。そんなに難しい試験じゃないんですが頭が良くないので１日八時間勉強してやっと受かりました(笑)


この発想が松居一代と私の似てる部分なんですよ。松居一代も息子のアトピーや欠陥住宅のトラブルと戦った。あれは立派でした。しかし、挙げ句の果ては船越さんを陥れるような自身の歪んだ愛情とも戦った。戦って生きるのが生粋に好きな人間っているんですよね。

でも戦って生きることが好きな人間は危険です。戦う対象物を無意識に探して生きてますから、常に敵を作りだしていないと気が済まない可能性がある。戦ってないとパワーが湧かないからそうなってしまう。


これが正義にかなったことなら誰よりも果敢です。しかしひとたび方向を間違えば、勝利することだけが目的になって、愛のある戦いは皆無になる。


愛のある戦いって、大切な人を守る時ための戦いのことをいうんだと思う。自分の単調な日々にエネルギーをもたらすために、わざわざありもしない敵を作らないと自分のやる気が湧き出ないなんてやっぱりなんかおかしいです。


私が松居一代をしあわせに見えないのはそういう部分です。なおかつ、私自身の癖や間違いに気がつかせてくれたのも松居一代です(笑)


憎しみや 逆恨みや復讐からの戦いでなく、大切な人を守るために戦える女になります。


なる(笑)