こんにちは
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今朝の北海道新聞の一面に、知床ではクマ対策や、クマとの共生を頑張っている、という記事が載っていた。
クマ出没のニュースは年々増えている。
出没の数としては過去最高だそうだ。
もともと知床はクマの方が先に住んでいて、人間様は熊の住処に住まわせてもらっている、という考え方がある。
だけどお互い死にたくないので、お互いのテリトリーを犯さず生活していきたい。
そこで人間の方が知恵を絞って、鉢合わせしないように工夫が必要だ、という新聞の内容だった。
私の勤めていた小学校では、3年生の時に知床財団の職員の方を講師に招いて、クマとの共生の授業を行ってもらっている。
実際にお弁当を待ち水筒を首から下げてバスに乗り、世界遺産・知床に行って熊の生息地に入り、熊が生活している様子(足跡や巣の跡など)を見せてもらっている。
こうやって子供の頃からクマとの共生は当たり前のことなんだ、という意識を持ってもらうのはとてもいいことだと思う。
私としても仕事とはいえとてもいい勉強になり、クマが好きになった。
知床に遊びに行ってクマを遠くで見かけるとラッキー、と思う。
この辺のクマは慣れているので人間様を見ても知らんぷりしてくれることもよくあるが、子グマを連れている時は別だ。
もともと臆病な生き物なので、自身と子供を守るため捨て身で攻撃してくることがある。
そうなってくるともう凶器でしかない。
車と変わらない速度で追いかけてくる。
コワイコワイ。
先住民族のアイヌはヒグマを「キムンカムイ」(山の神)と呼び、狩りをするたびに祈りを捧げた。
だが、人を襲って食べたヒグマは、越えてはならない「境界」を犯した「悪い神=ウェンカムイ」として仕留め、その肉は口にしなかったという。
今もウェンカムイになってしまったクマはどうだって処分されてしまうのが現状だ。
私たちはうっかり熊の縄張りに足を踏み入れ、自らが襲われてクマをウェンカムイにしてしまわないように気をつけなければならない。
***
そんな知床近辺は今日も曇り空。
ひんやりしとっとした空気の一日だった。
大好きな山も全く見えない。
寒すぎるだろ
ストーブをつけてしまった。
天気が悪い日はどうしたって体調が悪い。
昨日、結構幸せな気分で病院から帰ってきたのに、今日は体調も悪いし、気持ちも下がる。
さむーい。
頭いたーい。
なので、子供たちが買ってくれた、マッサージ機でマッサージ。
スイッチを押すと、赤くなってあったかくなります。
マッサージが終わったら、生姜湯を飲む。
あったまって、頭痛も落ち着きました
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