ベージニオ
ベージニオでの治療が始まった。
ベージニオとは…
がん細胞の細胞周期を止め続けて進行を遅らせ、がんを小さくするお薬です
細胞は、増殖に必要な遺伝子やタンパク質をつくって、1つから2つに分裂することで増えていきます。この増殖の過程を「細胞周期」といいます。
ベージニオは毎日飲むことで、がん細胞の細胞周期を止め続けることをコンセプトに開発されたお薬です。
がん細胞では、この細胞周期をコントロールする物質である「CDK4」や「CDK6」が異常にはたらいています。
たとえて言うと、細胞周期を止めるブレーキがきかず、がん細胞が無秩序に増殖してしまう状態です。
ベージニオは、「CDK4および6阻害薬」に分類され、CDK4やCDK6に結びつくことでそのはたらきを抑えます。すると、細胞周期にブレーキがかかり、増殖が止まります。ベージニオは毎日服用し、細胞周期を止め続けることで、がん細胞が増えるのを阻止します。
ベージニオの副作用…私の場合
まず、デカい。
喉につっかえるかと思った。
⭐︎下痢
飲み始めて3日くらいから来た。
特に、薬を飲んで1〜2時間くらいで来る。
だいたい1〜2回くらいで済めばその日はラッキー。
下痢止めも飲まずに済む。
ひどい時は午前中ずっとトイレを行ったり来たりで、下痢止めも1回では効かず、2回飲んで落ち着いたりする。
私は今仕事をしていないのでなんとかなっているが、仕事をしながらこの副作用と付き合ってる人はどうしてるんだろう、大変だと思う。
1日に10回以上になる時は疲れてくるので、よっぽど辛い時は夕方のベージニオをお休みしたりする。
それでも下痢だけならなんとか頑張っていけそうだ、と思っていたが…。
⭐︎むくみ
飲み続けていくうちにむくみがひどくなる。
特に、目。
むくんで二重の線がほとんど見えなくなってしまった。
まつ毛もほとんどなくなったので、お化粧で誤魔化しようがない。
悲しい。
⭐︎脱毛
これは4ヶ月くらい経ってから目立ち始めた。
まず、お風呂の抜け毛で、あれ?と思ってから気になり出した。
日に日に薄くなり、今では半分以下になっている気がするので、外出を控えるようになった。
瞼はむくみ、髪の毛も無くなってくると、精神的に辛い。
見た目が変わるのは本当につらい。
太っているのは努力でなんとかできると思えるからいいけど、どんなに頑張ってもむくみと脱毛は日に日にひどくなる。
でもね、それでもね、がんばってみる。
むくみはや脱毛への争いは、近々載せようと思います。
⭐︎爪が薄くなる
ほっといたらすぐひっくり返るので、薄い手袋をしたり、ハンドクリームを塗ったり。
先日爪補強コートなるものを見つけたので、今回の楽天お買い物マラソンで買ってみた。
感想はこれもまた後日載せます。
⭐︎足の痛み
調べてみると筋肉の痛みなんかも副作用として記載があった。
むくみもあるからかもしれない。
朝、起きて歩き出すまでなかなかしんどい。
これはストレッチしたり、軽く運動したり。
外に出たくないので、エアロステッパーなるものを買った。
テレビを見ながら、いちに、いちに、とやっていると10分くらいでも結構息が上がって汗をかいてくるので、続けてみようと思う。
現在に至るまで…と乳がんになってからのこれまでを、載せてきましたが…。
ベージニオ服用で、今現在に至ります。
次回からは副作用への争いや、体調の変化、日常の生活の中で毎日作るいろんなものや、出来事などを載せていきます。
「乳がん患者の自分」
を忘れるくらい忙しくしちゃって、1日1日を大切に、家族を大切に、楽しんで生きていきます
見てくださる皆様がいるのは本当に励みになります。
これからよろしくお願いします