私は茶碗蒸しが大好き。

長崎出身の私は子供の頃何回かたべた懐かしい味がある。

「吉宗(よっそう)」と言うお店の蒸し寿司と茶碗蒸しのセット。

子供の頃はものすごく大きい茶碗蒸し、という記憶があったけれど、たぶんそんなべらぼうに大きくはなかったんだと思う。

ただ、一般的な茶碗蒸しよりはかなり大きかった。

どちらかと言うと底辺家庭の我が家では頻繁に口にすることは無かったけれど、とても上品なお食事の思い出、として覚えている。


茶碗蒸しは母もよく作ってくれた。

でも、「難しいもの」と思っていて、料理センスの良い私が(笑)今まで手を出したことはなかった。

それでも回転寿司にいくと必ず頼んでいたし、たまにスーパーで出来合いを購入したり、していた。


それが手術後、自宅で安静にしている中、物凄〜く茶碗蒸しを食べたくなってしまった…。

茶碗蒸しの具になるような買い置きはなにもないけれど、私はあのしょっぱいプリンのようなプルブルが食べたいだけなのでもーまんたい!とばかりにレシピを検索し、LETS try!


左手はできるだけ曲げないように、出汁は顆粒の昆布だしと鰹だしをブレンドして、卵汁を茶こしで漉してどんぶりに入れてラップ、電子レンジへGO!


なんと!63歳にして初めて!茶碗蒸し作りを会得しました!


少し「す」は入ったもののなかなか上手に、具なし茶碗蒸しができあがりました。

しょっぱいプリン⋯⋯どんぶり一杯たべられました(笑)

満足、満足。

意外と作ってみると簡単でした。


それから3日間、毎日茶碗蒸しを作っています(苦笑)


いや、作ってみたら案外簡単ではあるものの、卵の消費が凄いことになっています…。