昨年位?に知り、今、とっても気に入っている言葉がある。
両親が歳をとってからの子である次女は祖父母を知らない。
いわゆるお年寄り、と関わったことがなかった。
まぁ、かーちゃんがそろそろ「お年寄り」と言われる歳なんだけどさ.........(苦笑)
なかなか意思の伝わらない歯がゆさもあったようで、憔悴していたので、この言葉をLINEで送った。
そう、若い頃にはわからないんだよ.........。
年寄りの、歳をとったがゆえのもどかしさが。
本を読めば目が霞む。
立ち上がろうとすると膝に力がはいらない。
ほんの少し歩くと足が痛くなる。
肩や腕が痛い。
腰に力が入らない。
etc.etc.
私自身、若い頃はそんな事を言う人達を冷ややかに見ていた、と思う。
「なんでこんなこともできないの?」
って。
でも、自分がそんな歳になってみたら.........若かった頃、なんの苦もなく出来たことができない!
その衝撃ったら、ない!
ありえない!?
うそでしょ!?
本当に、「歳はとりたくないねぇ.........」ってやつ。
若い頃には絶対にわからない。
そして、大半の若者はわかろうともしないんだと思う。
だって、自分はやすやすと出来るんだもの。
もし、若い頃の自分をたしなめられるのならば、言ってやりたい。
「年寄り笑うな、行く道だよ」と。
もちろん、私はことさらにお年寄りをわらったり、卑下したことはない、と思っている。
でも、「なんで出来ないの?」と、思ってしまうことがもう、若者の驕りなんだ、と今ならわかる。
「年寄り笑うな、行く道だよ」
ただ、「子供叱るな」には異論あり!
確かに、自分の歩いてきた道、たくさんの失敗や恥ずかしいことや、etc.etc.あった。
でも、そこで叱られたことで軌道修正できたこともたくさんある。
だから、「来た道」だからこそ!の「お叱り」もある、と思うわけで.........。
「行く道」を照らすための「お叱り」ならあり!だと思うんだけどなー。
でも、この格言?すごくいい言葉だと思う。