いびきから流産に | いびき 睡眠時無呼吸症候群 睡眠呼吸障害 口呼吸 吃逆(しゃっくり)
最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学

テーマ: 『本当は怖いいびき~招かざる夜の悪魔~』

H・Kさん(女性)/33歳(発症当時)  主婦(パート勤務)


大恋愛の末、結婚した夫との間に1人娘をもうけ、幸せのまっただ中にいた
H・Kさん。
かつてはスリムだった体も、今では幸せ太りにまっしぐら。
そんな中、待望の2人目の子どもを妊娠していることを知った彼女。
「あと7カ月もすれば、新しい家族に会える」と、喜びに溢れた日々を
過ごしていました。
ところが、ある朝夫から、いびきがうるさくて眠れなかったという指摘を
受けます。
お腹の赤ちゃんのためにも頑張ろうとしていたH・Kさんですが、さらなる
異変に襲われます。


<症状>
(1)いびき
(2)居眠り
(3)流産



<症状>睡眠時無呼吸症候群



<いびきから、なぜ流産に?>
「睡眠時無呼吸症候群」とは、眠っている間に何度も呼吸が止まることで、
酸欠状態に陥る病。


実は今、この病があることの原因の1つとなっていることが、指摘されて
いるのです。
それこそが・・・流産。
欧米では早くから問題視され、日本でも最近になってようやく、その因果
関係が認められるようになりました。


実はH・Kさんの場合、寝ている時、1時間に50回以上息が止まって
いました。
この時、彼女の肺は十分に酸素を取り込むことができず、4,000メートル級の
山の頂上にいるのと同じ酸欠状態、いわゆる「低酸素血症」に陥っていたの
です。


その結果、思いもよらぬところに大きなダメージが!
それは・・・胎盤。
なんと酸素不足が原因で、胎盤の機能不全をもたらし、ついには流産に
至ったと考えられるのです。


ではなぜH・Kさんは、睡眠時無呼吸症候群になってしまったのでしょうか?
最大の原因は、「肥満」でした。
H・Kさんの首に付いた脂肪が、空気の通り道である気道を圧迫。
呼吸が止まり睡眠時無呼吸症候群を発症させていました。

あのいびきこそ、狭くなってしまった気道が発していた重要なサイン。
妊娠中の女性にとって、H・Kさんのような太り過ぎは、大きな危険因子と
なるのです。


そう、H・Kさん夫婦が、まずやらなければならなかったのは、病の存在を
知り、医師の指導のもとダイエットなどの治療を行うことでした。
太り過ぎに注意し、いびきや居眠りといった症状に十分気をつけていれば、
流産のリスクを減らすことができるのです。

現在、H・Kさんは、無理のないダイエットを続け、順調に回復。
第2子の誕生に向け、正しい体調管理を行っています。





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