最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学
『本当は怖い寝言~恐怖の正夢~』
S・Hさん(男性)/54歳(発症当時) サラリーマン
リストラされて半年、ようやく小さな商社に再就職できたS・Hさん。
その1ヵ月後、妻のAさんは夜中、夫の激しい寝言で目を覚ましました。
翌朝、夫から「上司と言い争う夢を見ていた」と聞き、安心していたAさん
でしたが、異変はさらに続きました。
<症状>
(1)はっきりとした寝言
(2)眠りながら動く
(3)(妻の)首を絞める
<病名>レム睡眠行動障害
<なぜ、寝言からレム睡眠行動障害に?>
「レム睡眠行動障害」とは、夢で体験していることを、そのまま言葉として
発したり、行動に移したりしてしまう病のこと。
原因は、はっきりとはわかっていませんが、S・Hさんのように真面目で
ストレスをためやすいタイプが発症しやすいと言われています。
ある調査によれば、現在、この病の患者数は推計12万人。
しかも、その8割が、50代以上の男性だと報告されています。
では一体なぜ、S・Hさんのような異常行動が起きてしまうのでしょうか?
そもそも人間の眠りは、2つの状態を交互に繰り返すことで成り立って
います。
眠りが浅く、夢をみる「レム睡眠」と、眠りが深く、夢をみない「ノンレム
睡眠」です。
健康な人の場合は、夢を見ているレム睡眠中には、脳からの命令が遮断され、
寝言を言うことも体を動かすこともありません。
寝言を言うのは、夢をみていないノンレム睡眠のときだけ。
寝言と夢とは、実は全く関係がないのです。
ところが、この病を発症すると、脳幹部の機能が低下。
レム睡眠中にも関わらず、脳の命令がそのまま体に伝わり、夢の中で発した
言葉や行動が、実際に寝言や体の動きとなって現れてしまうのです。
そのため、このように「夢の内容と一致した寝言」を言うようになるのです。
さらにもう1つ、この病に気づくポイントがあります。
それが夢の内容。
この病になると、誰かと争ったり、何者かに襲われたりするなど、悪夢をみる
ことが増えてくるのです。
幸いS・Hさんは、大事に至ることはなく、今では医師の処方した薬で平穏な
夜を取り戻すことができました。
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