健康トレンディーより
<100万人以上が慢性疲労症候群に(米国)>
慢性疲労症候群(chronic fatigue syndrome)は、かつては
怠け者が仮病を装うための便利な口実になるもので、現実
には存在しない病気だと考えられたこともあったが、米国
疾病対策予防センターは、それは現実に存在する病気であり、
100万人以上のアメリカ人がこれにかかっていることを
認めた。
<80%まで自覚症状なし>
問題は、この病気にかかっているのに自覚していない人が
80%もいることである。
そこで、連邦政府はこの病気を一般に知らせるためのキャン
ペーンを開始した。
この病気にかかっている人の症状を体験者からいくつか紹介
しよう。
・ ひどい疲労感で一晩に16時間も寝ます。
・ 散歩に行くとき、週に何度も倒れてしまう。
・シャワーを浴びるのも大変。
・ まるで1トンのレンガを頭上にのせられたような気持ち
です。
・ 最悪の風邪のような症状です。
整理すると、慢性疲労症候群にかかっている人の症状は、
最終段階のエイズ患者の症状と酷似しているという。
すなわち、
1. 何もしたくない全身の疲労感
2. 不眠などの睡眠障害
3. 物事に集中できなくなる
4. 記憶力の低下
5. 頭痛や倦怠感などのインフルエンザや風邪のときに見ら
れる症状
6. リンパ腺の膨張
<診断と治療法>
慢性疲労症候群の診断は、患者の病歴や臨床検査などを
行ない、この病気に類似するほかの病気を除外して確定
するという。
治療法としては、
・ストレスの軽減
・食餌制限
・柔軟体操
・栄養サプリメント
などを除いて、特別な治療法はまだ開発されていない。
ただ、三環系抗うつ剤は気分を向上させるのに、また睡眠
障害や痛みなどには効果があるという。
[出典]健康トレンディー
http://www.kenko-trendy.com/nakazawa/001963.html