不定期に更新していきます。

 

先日、緊急搬送されたときからの血液検査の結果を、一部項目に絞られていますが頂けましたので少々振り返りながら・・・。

 

1月31日、午前中に救急車で大学病院へ。ここは元から膵炎で掛かっていて【緊急時随時対応】とカルテにも記載があるように対応して頂けるようになっていました。

痛みが強く、また搬送時かかりつけから30分程度の場所に居たため、当初は別の病院への搬送も提案されましたが、膵炎だった時の対応の早さ、既往歴の把握も済んでいる為予定通りかかりつけの大学病院へ。

 

・・・12時前に緊急で採血や造影CTのオーダーが入りました。

 

搬送時の血液検査では、白血球の上昇、アミラーゼが500台と膵炎になっているであろう兆候はありましたが、この結果では軽症判断。

・・・しかし、造影CTの結果が違ったようで。

「腎臓にまで強い炎症反応が見られる」

 

夕方になり漸くERの医師から説明がありました。

・炎症が異常に強く、広範囲にわたっている

・恐らく血液検査の結果も今後悪化すると思う

・画像上は「重症膵炎」なので、集中治療室での管理になる

 

この時母親も付き添っていましたが、同意書の数々にサインをしていましたが

「中心静脈カテーテル」「輸血」「身体拘束」

と考えられるだけの治療の同意が必要な書類を用意し、緊急時は事後承諾になる事も口頭で伝えていました。

 

20時になり漸くICUのベット調整がついたとの事で、ICUへ転科。漸く痛み止めを入れて頂きましたが、中々痛みが治まらず、2-3日はまともに睡眠もとれなかったと思いました。

 

・・・で、予想通り、2月1日にはアミラーゼが1000を超え、CRPも16、搬送時0.11だったので24時間で160倍に跳ね上がりました。

2月2日、アミラーゼは600まで下がっていきましたが、DダイマーやCRPが急上昇。CRPに至っては40に迫る39.75まで上がり、フィブリノーゲン・Dダイマーの異常高値も見られ、ヘパリン投与による血栓予防策がとられました。と言うより、実際に下肢に血栓が出来かかっていた状況だったようです。

 

数日間にわたる集中治療により、2月5日に漸くICUから一般病棟への転科が認められましたが、それでも炎症反応は20を超えていたため、点滴による大量輸液は続けられました。

 

現在ではCRPが3.9まで下がりまして、来週には退院の目途が立ちましたが、2週間前は命の瀬戸際に居たと、あらためて実感しました。

 

土日は何も無いので、月曜か火曜に恐らく「退院後の生活」「今回の膵炎のちゃんとした原因」とか先生方から説明して頂けると思うので、今度はそのあたりで更新したいと思います。