中学校の修学旅行は、東京だったが、私は行かなかった。



 おかしな話だが、高校受験に向けて、全力を尽くしたかった気持ちと、友達もいなかったし、修学旅行というものに、あまり興味はなかったし、第二反抗期とでもいうのか、記念に自分の意志を貫いてみたかった訳だ。



 決して、お金がなかったからではない。



 好きな女の子と、一緒に修学旅行に行きたいというほど、子供ではなかった?




 結果、内申書とか何とか、希望の高校は、受けさせてもらえなかった。



 全く、子供だったのだろう。



 高校に行ってまで、修学旅行は行くのか、なんて訊かれた。



 莫迦莫迦しい。



 受けていたら、受かっていただろうと思う。イナ?思っていた。



 実際、落ちたのは7人、内男子は2人だけ。



 内申点が何点だとか、そんなことを教えてもらえる、訳ではない。




 それで、私の人生は終わってしまったようなものである。そう、思っている。



 今は、そうなるようになっていたのだろう、なんて思っている。




 11月に、今度は彼女が還暦になるので、記念に、東京に行こうと思っている。



 国会議事堂と皇居と、東京タワーにでも、まだ行っていないので、行ってこようと思っている。



 それから、靖国神社も行ったことがないので、一度、行ってみようと思っている。



 スカイツリーはいい。



 それから、東大の赤門とか、三四郎池とかも、ついでに行ってみたい。



 これも行ったことがない。




 更に、渋谷道頓堀劇場というのにも、行ってみたい。



 元ダンサーの女性が経営していて、芸術路線を行っているとか、聞いた。



 

 東京ー大阪間が、3時間10分とか、言っていたのは、いつの頃だったか。



 東京ー大阪間は、鉄道がいい。



 格安航空会社は、やっぱり、恐い。



 いつだったか、新幹線で食べた鰻弁当が美味しかったのが、忘れられない。



 1,000円だった。つまらない思い出だ。




 修学旅行で、石井 一 という国会議員が、名前入りの鉛筆を、生徒に配っていたそうだ。



 子供が、ぼやいていた。




 私は、方向音痴だから、都会は苦手だ。



 人がたくさんいると、道がよく見えないというか、どこを歩いているのかわからなくなる。



 楽しくない。



 景色を楽しむ、なんて余裕はない。




 よく下調べをして、東京を見て来よう、と思う。




 「日本創生は地方から」とか、そんなポスター、なかったかな。




 団体旅行は、やはり、苦手だ。



 高校の修学旅行は、苦痛だった。



 友達なんて、いないんだから。




 あちこちに、カップルが出来ていたりして、傑作だったな。