私の母は、私が11才の時に亡くなったが、4年で父は再婚した。



 再婚するときに、叔父を通して、私の意見・希望も聞いてくれたが、



 「私が結婚するわけではないから、勝手にすればいい。」というようなことを言った。



 私は嫌だったが、父がしんどそうだったので、仕方ないと思った。



 そのときは、大学に入ったら、家を出ればいいと思っていた。



 15才になっていたので、父が亡くなれば、義理の親子関係は切れるというのも知っていた。



 今より法律に詳しかったような気がする。




 31で父が亡くなるまで、16年間も継母と一緒に暮らした。



 精神科(神経科?)に入院もした。



 父が亡くなった時は、内心、ほっとした。



 

 受験、恋愛とも、うまく行かなかった。



 当然かも知れない。



 

 母は、一人娘だったため、父は養子だった。



 父が改築した家だが、まだ住んでいる。



 兄は、千葉に住んでいる。付き合いはない。



 

 楽しかった子供時代を過ごした土地に、今も住んでいる。



 もう、知っている人も少なくなったが、私には、昔の風景が見えている。




 結婚せずに、一生、生まれた家で過ごすというのも、乙なものだ。