先日、家族で9年検査クリアのお祝いをしました。

その席でついに子供達に病気のことを打ち明けました。

罹患した2014年2月。
子供達は5歳と3歳だったので他人に病気のことを話してしまうことが怖くて今まで内緒にしていました。

約10年経ち、現在は15歳と13歳になりすっかり成長しました。

そしたらなんと、 
2人とも「知ってる」とびっくり

驚きました。

娘は幼稚園卒園時に埋めたタイムカプセル内に病気のことをしたためた手紙を12歳の時に読んで知ったそう。
何も言ってこなかったから読んで無いんだと思い込んでいました。
娘なりに事実を受け止め、深刻そうな病気だったから言いづらかったのでしょう。

息子の方は私が時々投稿してるアメブロ記事のスマホ内の下書きを見て知ったと。

改めて、

◎ガンが見つかって抗がん剤治療、全摘&再建手術、放射線治療をし、現在はホルモン療法中でそれも後一年で終了すること。

◎ガンは他人には移らないこと

◎ガンになった原因は分からないこと

◎遺伝性乳がんではないから、娘と息子が同じ病気になる確率は一般の人と同じ9人に1人の割合だということ

など大切なことを話しました。

そして、乳がん宣告を受けた時はもう死ぬと思い2人を育ててあげられないかも知れないと辛かったけど、しっかり治療をして今はこうして元気で暮らせていることがとても幸せだと話しました。

罹患当時のことを思い出すと胸が詰まり病気のことを話すことは今も辛いです。
子供達の前でしたが涙が溢れてしまいました。

最後に、
今の生活は当たり前ではなく、
とても幸せであること。
そして日々を大切に生きてほしい。
と思いの丈を伝えました。

2人とも真剣な面持ちで私の話を聞いてくれました。

いつか話さなければと思っていたので話せて良かった。

何より2人がすっかり成長したことが本当に嬉しい。

これからも2人の成長を側で見守れように体を大切に日々を過ごしていきます。

家族がいて平穏な毎日があること。
今ある生活こそが幸せなんだと改めて気づいた日でした。