3羽のオウム

男がペットショップに入り、店員に尋ねた。

「オウムが欲しいのだが、置いているかね?」

店員が答えた。

「はい、ここに3羽ございます」

「この黄色いのはいくらだい?」

「20万円です」

男は驚いて、なぜそんなに高いのかを尋ねた。店員曰く、

「このオウムは特別で、タイピングができるのです。しかもとても早く正確です」

「ほう。ではこの緑色のはいくら?」

「こいつは50万円です。こいつはタイピングに加えて、電話に出てメモをとることもできます」

「そいつは凄いな。じゃこの赤いオウムは?」

「100万円です」

「100万円! こいつには一体なにが出来るんだ?」

「さあ、わかりません。ただ、他の2羽がこいつをボスと呼んでいますので…」

伝言


ジョンは、病気で入院している友人のハリスのお見舞いに行った。

「ハリス、どうなんだ?具合のほうは」

「う…。ぐ…」

体中のあちこちにチューブでつながれたハリスは、満足にしゃべることもできなかった。

「気の毒になぁ……。おい、息子さんに何か伝えたいことがあったら、この紙に書いてくれ。俺がちゃんと持って行くからな」

「ぐぅっ!!!」

「どうした!ハリス!どうした!」
彼は急いで走り書きしたかと思うと、急にぐったりし、そのまま帰らぬ人となってしまった。

――お通夜の日、ジョンはハリスの息子に会った。

「ハリスは死ぬ直前にこれを残した。よっぽどあんたに伝えたかったらしい」

「え……。これが僕への伝言ですか」

その紙にはこう書いてあった。

『酸素チューブから足をどけろ』