昨日、シネマスコーレで
デッドエンドの思い出、見てきた
その感想を書こうと思う。
忘れないうちに……
ただ、私は田中くんのファンの訳でもなければ、
田中くんのことはよく知らない。
コアな映画のファンな訳でもない。
ネタバレリーナするかもしれん。
以上、先にことわっておく。
映画を見ようと思ったきっかけは、
ボイメンナゴヤドームライブでもらったチラシ。
「愛知ロケ」という言葉に惹かれた。
ほんと、地元好きね、私。(笑)
しかも、モリコロパークや古戦場公園。
もう、そこでアツイ!ってなったよね
チケット買ったら名刺サイズの整理番号を貰える。
ちなみに5番だった。
サインがいっぱいあったよ
映画館というより、
視聴覚室っていう感じ。
定員45名?だったかな。
でも、椅子はふかふかだった。
平日の真昼間だからかな、
私を入れてお客さんは10名だった。
常連さんのような老夫婦や、
ボイメン好き?と思われる娘さんとお母さん。
あとは男性一人の方もちらほら。
私は一人で、ど真ん中に座った
ストーリーは、
吉本ばなな原作というだけあって、
落ち着いた時間が流れてた。
ドキドキハラハラする場面がある訳ではなく、
淡々とし過ぎていないというか。
ユミと妹の掛け合いとか、
ユミの彼氏への疑うような
信じたいような気持ちとか。
とにかく、ユミに感情移入しちゃったな。
これって、たまたま韓国人同士だったけど、
遠恋ならどこでも有り得るよね。
彼の家に行ったとき、
妙にリアルだったな。
一度家を飛び出すんだけど……
あれも言ってやれば良かった、とか
やっぱり追いかけて来ないんだ、とか
モヤモヤして、一度戻りかけたユミ。
うん、わかるよ。
そして、なんだかずっと冷静だったのに、
シャワー出したまま、
ふとした時に溢れるやつとか。
ほんと、ツラいよね。
そこからのエンドポイント(ゲストハウス)。
なんだ、この空間は?
ていうくらい、ちょっとお節介で
あったかいところ。
名古屋弁がいい味だしてる。
そして、西山くんのフラットで人懐こい感じ。
まさに、人たらし(笑)
でも、彼には彼の過去があって……。
あえて言うなら、
そこがちょっと分かりづらかったかな。
原作読めば分かるかな。
いや、彼の過去は分かるんだけど、
それに対する町の人々の感情が
イマイチよく分かんなかった。
西山くん、いろんなものを乗り越えてきた
強い人なんだろうね。
みんなにニコニコ振る舞えるのは
それが生きる術だったんだろうな。
でも、こころの奥ではずっとひとりぼっちで
どこか「可哀想な子」て自分でも思ってて
ユミと西山くんの関係も
あれが自然な姿だろうね。
車を取りにいくのはすごいけど(笑)
西山くんの旅立ちはなんだか切なかったし。
ユミの出発はなんだか心強かったし。
二人の人生がサクラサクものであるといいなぁ、
と願いたくなったよね
演技の方ですが、
スヨンさん、日本語めっちゃ上手。
少女時代をあまりよく知らないけど、
背が高いのね。
写真以上にちょっと厳つさを感じたけど、
自然な演技だったなー。
無理くり力む感じはなくて、
スっと入っていけたな〜。
田中くんも、あの笑顔がいいよね。
エクボができて、目がなくなる笑い方。
ずるいわー。
人との壁を感じさせないところ、
でも、自分はなんかバリケードがある感じ。
私は特にイケメンと感じたことないけど
そのちょうどいいバランス感というか。
かっこつけ過ぎてない感じ。
とっても自然だったな。
この二人がほんとにふわ〜と
自然な演技してるから、
熱くない、穏やかな時間が流れてた。
それが良かったな。
あとはあとは、ロケ地について。
これはほんとに大満足。
全ての場所感が分かるから、
ストーリーとしておかしくないか?
と思えるのもまた面白い。
久屋大通公園はいま改装でもう入れない。
ほんと、今までの思い出として、
映像で残ってるのはいいね。
学校帰りは必ず久屋大通公園で制服デートしてたな。
なんだろ、ベンチに座って喋るだけなんだけど。
あのカワイピアノの看板が光る頃、
二人でずっと見てたなーとか。
毎日、必ず行ってた場所。
なかなかの思い出だわ。
↑って、物思いにふけったわ
そして、長久手古戦場公園。
まさに、ポスターの場所。
毎年見てる古戦場公園の桜。
今度の春の桜が楽しみだな。
今までとまた少し違った気持ちで
あの桜が見られるのかもしれないね。
そしてそして、余談なんだけど、
ユミが彼の家を探すときに住宅街を歩き回るの。
そのときの街並みにすごく見覚えが……!!
電柱の広告に「かぐやま歯科」
と書いてあった!!(笑)
日進長久手あたりなんだろうね、彼の家
思えば、すげーダラダラと書いたな。
こんなとこまで読んでくれてる人なんておるんか?
ま、自分の覚え書きだからいいんだけど
見れてよかったな。
すごい心が動かされたとかでは無いし、
感動した!とかでもない。
でも、心がほっこりできた。
原作は名古屋じゃないのが
めっちゃ残念だけど、
ちょっと読んでみたくなっちゃった