待つこと数十分後、家族が眼科に到着した。


私と家族は診察室に通され、先ほどと同じ話を先生から再び聞かされた。

まず、原因は本人もわからず、おそらく頭部や目の周辺をぶつけたよることによるものであること、これ以上の進行は避けたいこと、手術を受けることを本人である私が了承していることなどが話された。


その後、今後のスケジュールや入院先などの話も行われ、来週早々にも入院、手術をすることとなった。


ただ私はとても気が重かった。

もちろん手術を受けることや入院することも要因の一つではあったが、何よりもその時期が新緑の季節まぶしい1年で1番気持ちが嬉しいGWと完全に重なっていたからである。


せっかくのGWが丸つぶれ…。

連休も長く、出かけるには最高の時期に入院するなんて、ついてない…。

自分のことだから、誰のせいでもないけれど、本当についてない。


そんな気持ちを家族に愚痴るしかなく、私は来週を待つこととなった。