節目の１日。

今日は、甥っ子のお七夜と私自身の三十歳の誕生日だった。


甥っ子も無事退院し、日ごとに可愛くなるばかり。


誕生日を迎えるまでは、誕生日は１日１人になりたい。これから十年をどう生きていくか考えたい。なんて思っていた。

現実は、娘とじいちゃんと娘の好きな水族館へ行き、娘が欲しがるおもちゃを率先して買い、じいちゃんが行きたかった店でおいしく食事をして自宅に帰ってきた。


自分のために時間を使いたいと思いながら、結局自分で望んで娘と家族と過ごした誕生日。


年の数だけバラの入った花束に、子育ての邪魔にならないようにと考えて選んでくれたピアス、ご丁寧に年齢まで書かれたバースデーケーキ、わざわざプレゼント片手に寄ってくれた友達。毎年メールをくれる友達。 そして何より娘からの ママおめでとう の一言。



いい誕生日だったじゃないか。


これから心痛める出来事もたくさん出てくると思う。強い人になって優しい母になりたい。

三十代は、もっといい十年にしたい。