こんにちは。
日本はとても暑いそうですね。
皆さん熱中症には気を付けてくださいね。
さて前回のブログで、再発したリンパ腫がまだ小さく胃、膵臓などの近くにあり、前回(9cm)のように背中から針を刺して生検はできないと電話でドクターから言われた事を書きましたが、
月曜日の午前中に血液内科医、そして午後に外科医とあってきました。
先週の木曜日に行われたメルボルンにある病院の血液内科医達のカンファレンスで、私の場合、生検のために外科的な技術が必要になるかもと話し合われ、急きょ外科医にも会うことになりました。
血液内科医の診察は先週受けた血液検査の結果とこれからの治療の流れについて。
血液検査の結果は前回(再発が疑われた時)よりも、ちょっと良くなってました。
前回、肝臓の数値γーGTPが500近くあったのですが、なぜか250くらいに減ってました。
それでも十分異常値なのですが。
初発のときも肝臓の数値が高くてリンパ腫発覚のきっかけになったのですが、今回も定期観察で500くらいあったので再発が疑われPET -scan をした結果、再発確定になったのです。
今回の診察でPET scan の画像を見せてもらいました。
確かにお腹の上部に小さく光ってました。2箇所。
一個ははっきりともう一箇所も薄っすらと。2個隣り合わせで。
ドクターとの診察が終わり一旦帰宅。お昼を食べて今度は外科医に会うために病院へ。
病院は家から車で5〜10分。
Drラッセル。
とてもソフトな感じの先生。
生検についての説明を聞きました。
胃の内視鏡で胃とか膵臓の近くにあるリンパ腫に針を刺して細胞を採取するようです。
内視鏡の先にエコーがついていて、それをみながら胃の内側から針を腹腔内に出してリンパ腫に到達させるということ。
うまく細胞が採れればいいのですが、生検に必要な量が採れないことも。
その時は2つの選択肢があって、しばらく待ってからまたPET -scan を撮り、リンパ腫が大きくなっていたら前回のように背中から針を刺して生検。
もう一つの選択肢はお腹を切ってリンパ腫を採取する外科手術。
せっかく小さくうちに見つかったのにわざわざ大きくなるまで待つのも怖いし、外科手術も受けたことないので怖いし。
なんだかなぁ~という感じです。
どうか内視鏡での生検がうまくいきますように。
リンパ腫のタイプがわかったあとは自家移植に向けての抗がん剤治療。前回のR-CHOP よりも強い抗がん剤になるらしいので不安ですが、頑張って乗り切るしかないです。
移植は今の病院ではできないらしく、移植の段階になったら違う病院に入院することになるようです。
とにかく今は生検がうまくいくことを祈るだけです。
ラッセル先生はたぶん来週か再来週になるだろうと言っていたのですが、緊急で予約を入れてくれたらしく、明日金曜日に内視鏡生検を受けることになりました。
眠ってしまうくらいの鎮静剤が打たれるらしいので
怖くはありませんが、ドキドキです。
最後にラッセル先生との会話でのお話。
いつもはだいたい1人で病院に行くのですが、今後の治療方針や生検の話もあったので夫のリチャードも一緒に病院に行きました。
私のフルネームをラッセル先生はスラスラと間違いなく発音しました。というのも、私の苗字はリチャードの苗字なのですが、発音が難しくだいたいの初対面の人はちゃんと言えないのです。
リチャードはオーストラリアとインドネシアのハーフ。苗字はお父さん(インドネシア人)側のもの。
インドネシアでもリチャードの親族のみしかこの苗字いないらしいです。
グーグルで苗字を検索してみたら、リチャードのお姉ちゃんのケイティに関わることしかヒットしませんでした。
ケイティは博士号を持ってる科学者なので、彼女が書いた論文とかだと思います。
その珍しい苗字をラッセル先生はスラスラと発音したのでリチャードがびっくりしたことをラッセル先生に言ったら、先生が博士号を取るのに学んでいた病院に同じく博士号を取ろうとしていた女の子の苗字が私たちと同じ苗字だったと言うので、もしかしてと思って”彼女の名前はケイティ?“って聞いたら、イエス!と言ったのでリチャードは自分の姉だと言いました。
あとでケイティにラッセル先生のことを聞いたら彼女も覚えていました。
私、今とっても珍しい苗字です✨
こんな感じで外科医ラッセル先生との診察も無事終わりました。
ちなみに私が受ける予定の自家移植はラッセル先生とケイティが学んでいた病院で受けることになると思います。
ケイティは医師ではなくコロナなどのウィルスを研究しているラボで働いてます。
長々とすみません💦
明日は生検頑張ってきます。
と言っても寝てるだけだと思いますが。