仕事が出来る人は未来の話をする。出来ない人は過去の話をする。 | 1日18時間会社創りに没頭する36歳経営者の日記

営業でも、面接でも、社員との面談でも、

集中して相手の話を聞いているとその人のメンタリティーが如実に出る。


その一つがタイトルの通りだ。



仕事が出来る人、

そうでなくても人生を活き活きと謳歌している人は、

基本的に未来の話をする。



「今のセクションに来年までに◯名のメンバーを増員したい。そこで◯名のマネジメントがしたいと考えています。」


「いついつまでもこうなりたいけれど、正直見えていません。アドバイスがほしいです。」


「■■がこうこうこういう動きができるようになった。次は▲▲を伸ばしたい。必ず今Qは成果を残します。」


「今◆◆セクションにはこういう課題があると思いますが、どう捉えていて、行動に移しているか聞かせてほしいです。」


「来週誰々社長とお会いします。そこではこういう提案をして驚かすつもりです。楽しみです。」


「◯Q後の査定をもって、給与を◯◯万円にしたいです。つまりQごとに2万円の昇給を目指します。」


「前職では◯◯な経験を積み、伸ばしたかったけれど出来なかった。だから次を探しています。」


「来Qに長めの有給をとってヨーロッパに行きます。なので今Q成果出さないとまずいんですあせる



一事が万事こういう調子。

話していてこちらも前向きにアドバイスしたくなるし、

一緒に話していて楽しいし、盛り上がる。

表情も、スッキリだ。



一方で、

仕事に色々と課題を抱えているメンバーは、

過去の話が多い。


「今のルーティンタスクが前から非効率だと思ってまして、、、」


「前Qのあの時の判断がやっぱりちょっと引っかかってまして、、、」


「4月のことなんですが、◯◯マネージャーには話したんですが、、」


「この前の社内イベントの日程調整のやり方なんですけど、、、」


「先週のミーティングでこういうことがありまして、、、」


「いつからですか?2月から感じてました。」


「前職は◯◯なところが全然ダメだったので見切りをつけて今回転職を…」



本人が気づいていないことも多いけど、この手の流れが多い。


要は「後出し」なのだ。



しかも内容の多くが、


「じゃあ、こうすればいいんじゃない?」

「それって、一つ上の◯◯マネージャーに聞いた?」

「でもこういう視点はどうだろう?」

「それは誤解で、◯月◯日にこういうルールでいこうって流れてるよね」

「そもそも□□には直接伝えた?」


と一言二言返したら、


「たしかにそうですね」

「その考え方は無かったです」

「いえ、やっていないので、早速やってみます」

「目線が下がってますね、危なかったです」


といった風に、

考え方を改めてくれることが多い。


そうなると、抱えていた時間の分だけ疲労する。。



若くて目の前のことに一生懸命なメンバーの場合、

本人たちに“悪気”が無いケースも多い。


ただ、悪気がないから許されるほど、世の中は甘くないし、時間は容赦無い。


だからこそ、溜めずにどんどん聞いて、クリアにしていってほしい。


仕事もコミュニケーションも、「課題解決」なのだから。




ということでメンバーへ。


常に自分が、

“未来の話をしているか、過去の話をしているか強烈に意識して、

その瞬間瞬間を生きてほしい。



レッツ、未来志向!!