Next合宿と一枚の写真 | 1日18時間会社創りに没頭する36歳経営者の日記

先週の金曜日から日曜日にかけて、2泊3日で合宿を行った。


その名も『Next合宿』


主要マネージャーと候補1名の計5名を連れて、熱海に行ってきた。



我々ヴァンテージマネジメントが目指す経営目標に到達するために、


目先の課題の対応や将来の目標のすり合わせなど、


大小様々、有意義な議論ができたと思う。




強烈に記憶に刻まれたのは合宿最後のコンテンツ、


「将来の会社としての到達目標」を話し合った時のこと。




会社の存在意義を、


『世界を“エナジー”する~energize the people~』と掲げている我々だが、


実は、定量的な数値目標はこれまで置いてこなかった。



ここについては様々な意見があり、


結果的に「とは言え大枠は共有しておかないとまずいよね」という結論にいたり、


今回「それぞれが考える35カ年を計画」を持ちよることにしていた。




結果は、、、みんなバラバラ。。


それはそれはバラバラで、


大変恥ずかしながら最大で50倍もの開きがあった。。



創業丸6年の幹部6人の将来の到達目標がこんなにもかけ離れていて、


実現するはずがない。



もちろんなんでもかんでも大きな数字を書けばいいわけではなく、


そんな子どもじみたゲームをしたいわけではなかった。



ただ、差が開くことを見越した上で、


「その上限を、限界を決めているのは誰なのか」


という議論がしたかったのである。



かく言う自分も、数えれば上から3番目。。


創業者の自分よりも大きな目標を掲げてくるマネージャーを前に、


嬉しさ以上に恥ずかしい気持ちで一杯だった。



僕よりも大きな目標を掲げてきたFが言う。



「孫さんという生きる伝説が実際にいる中で、


それよりも小さな目標を掲げる理由がない」と。


これには参った。



自分も中々の自惚れ屋だと自負してきたけれど、


よくも言ったなと心から嬉しく思った。



この言葉をきっかけに、


そこに集った6名の気持ちがぐっとまとまった気がする。



「不可能とは何なのか」


「限界を決めているのは一体誰か」


そんな暑苦しい話で盛り上がり、


一人ひとりが自分の言葉で語りだし、


スナックsakuraの夜は更けていった。



ふじい、本当にありがとう。






ちょうど数日前にどなたかがシェアしてくれた一枚の写真がある。




※お借りします。


ご存じの方も多いだろうアリババの創業期の社内写真だ。



この写真一枚からも伝わる熱気。


ここからわずか15年後にNY上場。時価総額25兆円。トヨタ超え。




不可能とは何なのか。



それはきっと心なんだと思う。


見栄や保身といった、小さく弱い、自分の心なんだと思う。




高い目標を掲げても誰も怒らない。


到達しなくても死ぬわけではない。


(もちろん上場企業となれば話は別。。)



人生は紛れも無く一度きり。


日本という可能性に溢れた環境に、健康に産み育ててもらった。



一体何を守り、何を失おうとしているのか。


世界に何を還し、何を残そうをしているのか。



何度も何度も自分で我が身を振り返り、


自分のものとすることが出来た時には、


ジャック・マーのように堂々とメンバーに発表し、


更に熱狂して歩みを進めたい。



時間が、ない。