“突き抜けた組織を作りたい”
取締役というポジションを与えられるずいぶん前から、
ずっとそんな意識でやってきた。
最近読んだ本で、
衝撃を受ける。
ジョブズさんの、
生き様、経営手法、戦略もさることながら、
異様なまでの細部へのこだわり、
異常な人格、
突出しすぎている問題解決能力、
破天荒な人間がもつ動物的魅力に、
圧倒された。
マネはできないが、
参考になる。
完全に、
突き抜けている。
最近、
自社の現状を冷静に見ることができる反面、
その経験の総量(メンバーの社会経験×メンバー数×マネジメント機能)の、
少なさからくる脆弱さや、
事業の市場性やニーズの高まりに対して、
我々のサービスクオリティの向上ペースがリンクしきれていないことについて、
思い悩むことが多かった。
それはつまり、
自らの能力と向き合う作業であり、
必死に自己否定を繰り返す作業になる。
とにかく、
きっと心のどこかに潜んでいる自惚れを、
全くゼロにしなければ、
イノベーションは生まれてこないから。
と、自分に言い続けた。
結果、
少し、
悶々としていた・・・。
しかしながら、
最近また外部のベンチャー経営者仲間と会う機会があり、
少し、
考え方が変わった。
世の中にある、
250万とも300万とも言われている法人のなかで、
安定的に事業継続できている会社は半数にも満たない。
攻めの経営の象徴である“採用活動”にいたっては、
中途採用で10万社程度、
新卒採用にいたっては、
2万社程度と言われている。
目先の資金繰りに追われ、
本来為すべきアクションを起こすことが出来ない経営者は、
5万や10万人ではきかないだろう。
年間の倒産件数は、
毎年2万件に迫る。
そんな中で、
大変ありがたいことに、
脳みその大半を、攻めの経営のために使うことが出来、
全員完璧にとはもちろんいかないまでも、
元気がよく、
一生懸命働くことに共感してくれる仲間に囲まれていることに、
まず、
感謝せねばならない。
日常の様々な課題は尽きないが、
それは、
世の中の大半の企業から比べれば、
甚だ贅沢な部類に入るわけで、
その事実も、
どこかで忘れてはならない。
本当にまだまだヨチヨチ歩きのベンチャーだが、
“突き抜けた組織”になれるかもしれないという可能性
が、
「ある」
ことを、
過信にならない程度に、
自信を持たねばならない。
あくまで可能性だが、
「甲子園の優勝を狙えるかもしれない」
というギリギリのところには、
何とか踏みとどまれているはず。
そして、
チームマネジメントは、
そのフェーズが、
最も複雑で、
おもしろい。
組織が自走し始める2歩手前。
会社が出来て、
まだ11年目。
(本音はもう11年目)
こんな若造に与えられた、
普通じゃ経験できない大きな舞台。
まだまだやらなければならない。
誰よりも、謙虚に。
日々、何か一つでもいい、
カイゼン、カイゼン。
おもろい奴らが集う、
刺激的なベンチャーを創る![]()
