先週の金曜日、
一つ、考えさせられることがあった。
㈱ワイズノット民事再生手続開始の申立てのお知らせ
このW社、
オープンソース系では急激に業容を拡大していた成長ベンチャー。
業界の中では、
有名な会社だった。
プレスによると、
優秀な人材獲得のための採用コスト及び研修費の増加、
事業所数の急激な増加に伴う費用や
オープンソース市場における予想以上に激化した競争に対応すべく行った設備投資等の増加を
収益によって吸収しきれなくなりました。
とのこと。
一時は、
500名を超える従業員を抱えるまでに成長した企業の、
突然の倒産。
「なぜそうなってしまったのか。」
なぜ、未然に防げなかったのか、
なぜ、気付けなかったのか、
監査法人がトーマツで、アラートはならなかったのか、
受託開発モデルで、資金ショートするのはなぜか。。。
社長は、
あの孫さんの実弟、
上場企業ガンホーオンラインのオーナー泰蔵さんと一緒に、
インディゴを立ち上げ、
150名の組織にまで育て上げた経験を持つという。
なぜ、なぜ・・・
十分に考察に値する事例だ。
こういったケースが、
つい先日もあった。
㈱エグゼコミュニケーション
こちらもIT系技術者を400名近く抱えていた急成長ベンチャー。
社長が28歳とお若く、
方々で取り上げられていた。
3月に10億円という大規模な第三者割り当てを終え、
資本金も9億を超えていた。
18年3月期で、売上48億円を計上し、
人件費モデルという側面から見れば、
10億の増資後半年での倒産は、
極めて考えにくい。
仕事がら、
多くの企業データを目にする。
四季報、帝国データ、東京商工リサーチ、
EDINET、ロイター、日経テレコン・・・
これまでに2000や3000ではきかない量のデータに目を通してきた。
多くの事業モデルに触れ、
ビジネスモデルや収益構造はもちろん、
破綻リスクや事業の永続可能性、
そこで働く社員の動機についても、
常にアンテナを張ってきたつもりだ。
が、そんな単純なことでは語り切れないのが経営なのだろう。
この2社の事例だけでなく、
曲がりなりにも経営者として、
知っておかなければならないケースは数多く存在する。
大切なのは、
歴史に学ぶこと。
決して、
過信しないこと。
我々の能力の欠如や怠慢で、
夢多きメンバーを不幸のどん底に叩き落してはならない。
絶対に。
さぁ、
今日も勉強だ。