金曜日。
当社の役員の誕生日パーティー。
会社では、
全社員から直径50センチ近くある大型ケーキと、
メッセージをプレゼント!
その後、株主さん主催のお食事会へと移動。
根津にある渋いイタリアンで、
それぞれの家族も呼んで、
お祝いの杯。
「N島さん、おめでとうございます!!」
僕が22歳でこの会社に入社したとき、
役員は一人しか結婚しておらず、
誰も子供はいなかった。
3年半後の今日。
僕以外の4名の役員は結婚し、
うち3人の役員には、
元気な赤ちゃんがいる。
とても可愛らしい、
無垢な、子供たちだ。
時間は、ちゃんと流れている。
子供は、無邪気だ。
赤ちゃんを見ていると、
それだけで、
笑顔になる。
いろいろと、
救われる。
僕は、赤ちゃんがとにかく好きだ。
そんなパーティーを終え、
家に帰る。
途中、社長と二人で、
子会社のオフィスをのぞきにいく。
既に全員帰宅した後だったが、
最近拡張した新オフィスを眺めながら、
二人で、
「絶対、メンバーを幸せにしよう」と、
恥ずかしげもなく、
確認する。
時間は、流れるのだから。
家に着く。
何気なく、
新聞を開く。
「ベイルート再び空爆」
イスラエル軍の、レバノン攻撃が激化している。
報復合戦は、
終わらない。
とても悲しいことだが、
太古昔から、
思想は、
人の心を一つにし、
同時に、
紛争を生んできた。
「紛争のない世界は幸せか」
「唯一神が司るこの世界は、本当に幸せか?」
いくつも疑問は残るが、
未来ある子供たちが、
命を奪われる理由はない。
ふと、1時間前に戯れていた、
赤ちゃんたちの無邪気な顔が浮かぶ。
胸が苦しい。
「幸せにならないと・・・」と一瞬思って止めた。
日本という国に生まれたことは、
偶然なのだから、
助けに行かないと、
たとえそこが、
地球の裏側であろうとも。
隣の記事では、
滋賀県新知事に社民推薦の嘉田氏が当選とある。
自民、公明、民主推薦という、
今の日本では、これ以上にないマジョリティーに支えられた、
現職知事が、敗れた。
お金と女性の誘惑に負けず、
何の問題もなく2期務めた知事が、である。
「滋賀ショック」
理由は、
住民が、
「新幹線の建設がもったいない」という、
嘉田氏の主張に共感したから。
公共事業に支えられてきたこの国の価値観が、
地方から少しずつ変化を見せる。
相も変わらず、健康ブーム。
アマゾンでは、LOHASの本が、部門一位に輝き、
「健康と環境」が徐々に浸透。
その裏で、
超高級商品が、飛ぶように売れる。売れる。売れる。
世界はいつの日か、
バランスするのか。
それとも、
バランスする気がないのか。
地球は、大きい。
時間は進む。
人生は一回。
アンドリューカーネギーも
ビルゲイツも
トム・フォードも
松下幸之助翁も
ヘレンケラーも
アインシュタインも、
ニーチェもゲーテも太宰治も
その辺のニートも、
僕もみんなも、
人生は一回。
僕は
最高の人生を送りきりたい。
やりきったんだと、
叫んで死にたいと思う。
今日は、7月15日。
5日後には誕生日を迎える。
25歳が終わる。
幕末に、尊皇攘夷を御旗に命を燃やした
久坂玄瑞は25歳でその生涯を終えている。
中山紘太の25年は、
一体どうだったのか。
今日から5日間、
ゆっくりと、
振り返りたいと思う。