数か月前に、部下の女性、
ひとつ年下の女性を昇進させて、
彼女は責任者になった。
遅咲きのタイプで
4年前に私の元にきたときは
前評判もそれほど良くなく
（性格は良いけど、仕事は・・・と）
共通の知り合いの女性の先輩からも
「責任者は無理でしょう」という
コメントももらったくらい。
彼女が責任者になることを
知ったとき、その部下からは
結構、反発があった。
それもわかっていたけど
もうバトンを渡すとき、と。
彼女を信じて、引き継いだ。
結果、
いま、良いチーム長になっている。
モチベーションもまだ続いていて
周囲からも
「頑張っているよね」と。
部下からも
「思ったより、うまくやれています」と。
何よりも彼女自身がうれしそう。
本当に良かった。
私が、彼女を尊敬できるところは
ひとつは
何よりも性格が良い。明るい。
もうひとつは
変われる、ところ。
この２つが、この数年間、
ずっと安定して仕事でもみえるので
信頼した。
とくに、変われること、は大事。
ここ数年、私の目からもみて
「それは違うでしょ」という
言動もあり、何度か注意した。
でも、そのたびに
時には感情を出すこともありながらも
彼女は変わった。
変われる＝成長できる、ということ。
かつ、その成長が目に見える変化で
つまり、早い。
何度も言わなくても、変わっていく。
周囲は前からの先入観で
まだ見ているから
周囲の方がブーブー文句を
言ってくるけど
彼女はもう成長して
「先に」いっている。
その成長がうれしくて
もちろん、時には
イライラしたり、
なんで通じないかなと
私もきつくなってしまうことはあるけど
人として、そして、女性としても
尊重し合っているのが
わかるから、とても仕事もやりやすい。
彼女のその姿勢に、
私も学ぶものがあり、
自分の方から
「あなたのことを信頼している」を
出すようにしている。
彼女が（無意識だろうけど）
出してくれるから。
マネジメントの醍醐味につきるな。
ありがとう
一緒に前進しましょう。