判例時報平成24年5月11日号(2143号)の配本を受けました。同書9頁以下に河村浩判事の「民事裁判の基礎理論・法的判断の構造分析⑴(上)―要件事実論とは、どのような考え方か―」が掲載されています。
初めて河村判事の論攷に接したのは、「環境訴訟と予測的因果関係の要件事実」伊藤滋夫編『環境法の要件事実』154頁以下(日本評論社、平成21年)だったと記憶しています。これまで要件事実的にはどちらかというと等閑視されていた因果関係論について極めて突っ込んだ検討がなされており、目からうろこの思いをしました。
この度の論文も、さわりを読み始めたところ、隣接諸科学の成果もふんだんにちりばめられており、うかつに読んでいては「置いてきぼり」にされる感じです…。(´□`。)
じっくりと読もう。楽しみが一つ増えました。