感動的な決勝戦で幕を閉じた90回大会。
いろいろなところで総括的なものを目にする機会があります。

そのなかで、ちょっと気になるのが
「全体的に地味で、技術戦術面でもフィジカルを全面に押し出す
所謂高校サッカー(ちょっと古い)的なところが多く、上位に残ったチームの
ほとんどがそういったチームだった。」
みたいなまとめである。

市船、四中工もGKを含め8人で守って3人だけで攻めるチーム
なんて言っている方もいらっしゃる。

どこを見ていたのだろうか。

たとえば、決勝前半の四中工の前線からのプレス。
マイボールにしてからショートカウンターや
おちつてのパス回しで逆サイドへの展開の使い分け。

後半からの市船の攻撃力。
負けている状態でも決して、放り込むことなく
ショートパスや仕掛けのドリブルからのスルーパス。

この2チームは、
地味どころか攻守のバランスの良いすばらしいチームだと思う。

8人で守るどころか、前線から全員で守備ができ
どこからでも攻撃ができるチームであり
遅攻と速攻。ショートパスと大きな展開。
ゲームを自分らでうまくコントロールできるチーム。

今大会は、この2チームだけではなく
多くのチームが、パスサッカーを主体にしながらも
チーム事情にあった個性を持ち
特に、3回戦以降は
見ていてたのしい試合が多かったのではないでしょうか。

アイドルスターや有名選手に頼らなくても
サッカー楽しめた大会だったと思います。