白虎湯
急性病でも慢性病でも、
喉が渇くという症状は、
漢方薬を選ぶときの基準になります。
喉の渇きを目標に
かなり乱用されているのが
「五苓散」という処方ですが、
実は、
間違った出され方をされて、
治りにくくなっている方も多くおられるんですね。
今回の「白虎湯」も
のどの渇きを治してしまう処方のひとつです。
ただし、これは熱性の急性病つまり、
胃腸炎や皮膚病、風邪などによく使われています。
構成生薬のひとつ
「知母」はユリ科ハスナゲの根茎です。
肺炎・皮膚炎によく用いられます。
配合されている「粳米」という生薬は
うるち米の玄米のことです。


(ちなみにもち米のことを糯米といいます)
効果は胚芽にあるので、白米にすると効きません。
さて、白虎湯は簡単にいうならば、
消化・吸収・排泄の3つの機能の歪みを治すものです。
排泄というのを考えてみると
皮膚も一つの排泄器になっているので、
白虎湯は皮膚病にも応用されます。
熱によって、乾燥し潤いが失われて、
暴走状態になっている時の
胃腸炎や口の渇き(舌の渇き)、
皮膚掻痒、急性肺炎、多汗
顔が赤くて火照った状態に用いるとよい
寒気がするとか、心臓が弱い人には使えませんが、
狂騒してイライラがどうしようもない方などが、
ピタッと良くなることもあるので不思議です。
漢方の宮崎薬局
からだにおせっかい




