口呼吸きけん
エチケットマスク生活が続いています。

お化粧が目元だけで済むからラク~とか、

表情が隠せるから便利~とか

いろいろな声を聞きますね。
ただ、心配なのは

皆さんマスクの下で、口呼吸

癖になってしまってないかな?

ってことです。

特に

小さな子供さんがマスクで口呼吸に慣れ、

それが癖になってしまうと、

その後なかなか大変です。


口をしっかり閉じて、

鼻で呼吸する習慣がないと、

虫歯になり易いのは有名な話ですが、

感染症にも罹りやすくなります。

大人の方は狭心症などの

循環器障害にもなりやすいです。

また、炎症体質になりやすく、

ゆくゆく扁桃腺炎

アデノイドからさらに鼻閉を招いてしまい

悪循環になりやすいのです。

実は、いつも口を閉じておくということは、

口の中で舌尖を上顎にピタッと

つけておくことができているんですね。

逆にいつも口をぽかんと開けておくとどうなるか、

将来的な弊害として、

口唇や舌が上手く使えなかったり、

あごの形や発音も悪くなるんですね。


人間の成長は

体の中心から発達していきます。

口唇、舌、胃腸、肛門という中心の発達の上に、

運動神経があり、感情脳があり、

その上に知性脳の発達があります。

発達は、それらを飛び越してはできません。

成長して、大人になってからも同じことです。

カラダの幹をしっかり使っていないと、

全体のバランスが悪くなります。

それほど口呼吸には様々な悪影響があるのです。
マスクをしていても、

できるだけ鼻で呼吸するように意識したり、

必要のないときは外されるといいでしょう。

また、鼻の通りが悪くて、

やむなく口呼吸になっている方は、

早いうちに鼻の粘膜を強化して、治しておきましょう。

 

漢方の宮崎薬局

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