とても気持ちの良い穏やかな気候が続いています。

柔らかい日差しとさわやかなそよ風。

散歩の途中に東の空を見上げると、

青く澄んだ空にウロコ雲がみられ、

下に目を向けるとたわわに実った稲穂が黄金色に輝き、

一斉に頭を垂れています。 秋ですね~。

食欲が増したり、読書や芸術スポーツに打ち込めるのも、

体調が整いやすい季節だからでしょうか。


そんなさわやかな秋の夕暮れ、

友人より誘われて、佐賀市内の知人宅を訪れました。

ずいぶん久しぶりに佐賀駅に降り立つと、

かなり変化しているのに驚きました。


佐賀の銘酒が角打ちできる駅構内のSAGA BARにて、

一杯ひっかけてから徒歩で目的地へ。


佐賀県民なのに、学生以来、

久しく佐賀市内を歩くことはなかったので、

街並みも随分変わり、

おしゃれなお店や落ち着いた通りも整備され、

「ほ~」とか、「は~」とかいちいち嘆息しながら、

街並みを抜けていきます。

田舎もんですからね。(^_^;)


確かに佐賀にはしばしば乗用車で

訪れることもあったのですが、

車では目的地だけしか目に入りません。

徒歩というのは本当にいろいろなことを

思い出させてくれます。

学生時代の甘酸っぱくもほろ苦い青春…、

思い起こせば、あっというまに

25年近く経っていて。びっくりします。

さて、目的のお宅に着くと、

今回の主賓が自ら手料理をこしらえてくれていました。

 

佐大で教鞭をとっておられる家主の方とは

50年来の早稲田の同輩だそうで、

お二人とも名の通った方ながら、

半世紀も変わらぬ友情をつむいでおられる姿、

また昔の思い出話に花が咲くのを聞かせて頂きながら、

私もこのように年齢を重ねていきたいと思ったことでした。


主賓の御仁は、

間もなく古希を迎えるお歳ながら、

髪は黒々、筋骨隆々、ウエストはスッキリ締まり、

聞くところによると胴囲78の胸囲は100とか。


1日1食のヴィーガン(ベジタリアン)で

こんなに立派な体形なのかと惚れ惚れ。


連れてきてくれた友人は彼を例えて、

革命家の「チェ・ゲバラ」というほど、

その容貌に迫力がみなぎり、

凄まじい精力で執筆作品を

次々と世に送り出されている実際を

間近で感じられた貴重なひとときでした。

この夜の肴も豆腐やそば、

がんもどきなどを中心に菜食メニューで揃えられ、

各々持ち寄った佐賀の酒が次々と空けられて、

夜も深まっていきます。

か細い四〇代と強烈な七〇代(船瀬俊介氏)とのツーショット。

かなりできあがってます。(^_^;)


幸せな出会いをセッティングしてくれた

友人に感謝しつつ、あっという間に過ぎた

3時間の宴席を後に終電に駆け込みました。

この方の著書は

鹿島店和室の図書コーナーにもあります。

生き方を始め、食や運動法など、

健康維持の参考にとても良いので、

ぜひ一度手に取ってみてくださいね。

年は取りたくないという言葉はよく聞きますが、
年を重ねることは発見も多く、

つながりもできていいものですね。


宮崎薬局鹿島店も、

これまで店名やレイアウト変更などありましたが、

おかげさまで今年25年目を迎えることができました。

ご縁の皆様に応援していただきながら、

様々な試行錯誤を重ねて、

皆様のお役に立てるお店作りに

スタッフみんなで取り組んでまいりました。

もうすぐ四半世紀が経つわけですが、

あらためて、お支え下さっている会員の皆様方に

深く感謝御礼申し上げます。

ありがとうございます。

 

漢方の宮崎薬局

https://www.miyazaki-y.jp/

からだにおせっかい