皆さんこんにちは。
台風が来るたびにだんだんと
暑さが和らいできました。
朝夕が涼しくなると、
暑かった頃がなんか名残惜しい気がします。
あの頃は早く涼しくなれ~と思っていたのに、
なぜか不思議ですね。
今年の夏は外出を控えていた方々も
多かったと思いますが、
梅雨明けがずいぶん遅かった分、
エネルギーが充分に発散できなかったせいか、
私はどうも我慢できず、
お盆過ぎに家族で海へ行ってきました。
いつもの浜辺は
自粛モードで閉鎖されていたため、
もっと先へと足を延ばしたところ、
ひょんなことから、
長崎県のとある島に渡ることになりました。
理由はただひとつ
「なんか面白いことあるかも!!」
毎年毎年、無計画で外出する
能天気な私どもですが、
最終的には行き当たりバッチリ!!
となり、「今年も楽しかったね~」と終わるので、
今回も後先何も考えずに船に乗ったのが運の尽き。
ウキウキ気分でフェリーから降りたのですが、
下船したのは私たちの他にはたったの2人で、
船着き場にもひとけがなく、
ちょっぴり不安を抱えながら冒険に出発。
道は細く入り組んでいるし、
建物はあるのに、人をほとんど見かけないし、
島のあちこちを廻っても、
コンビニはおろか食堂や商店も見当たらず、
帰りのフェリーは5時間後。
夫婦は焦る一方で、
4羽の子ツバメによる「お昼ごはんまだ~?」の
ピーピー大合唱が車内に響き渡り、
今回ばかりは行き倒れバッタリ…
になるんじゃないかと、
さすがの能天気夫婦もすこし心細くなりました。
しかし
そこは持ち前のプラス思考を発揮して、
「もっと先に行けば違う集落があるかも!」とか、
「この道一回通ったよね、そうかここにつながっているのか!」
とか、無用無害な言葉を振りまきながら
探検していると、山あいにと~っても綺麗な浜辺を発見!!
うわーきれい~!!
と、お腹が空いたのも忘れて、
エメラルドグリーンのプライベートビーチ(笑)を独り占め。
おばあちゃんに話を伺うと、
前日が盆踊りで、島民の皆様は疲れきって
今日はみんな休んでいるそうで、
「こげん暑か真昼間にだーいも出て来んばい」
とのこと。そりゃそーだ。
ちなみにこの盆踊りは、
「須古踊り」と言われるそうで、
白石町の須古を支配していた平井氏が
龍造寺に攻められて、
この島に落ち延びてきて伝えたものだとか。
馴染みの地名を聞くと親近感がわきますね。
さらに、帰り際の船着き場にて、
この島が、先日芥川賞を受賞した
「背高泡立草」の舞台の島だと知って、
さっそく読んでみました。
たとえば本屋さんで、
「あ、これ読んでみようっと。」という出会いもあれば、
島に渡ったのがきっかけで本に出会うこともあるんですね。
現場に行った後で本を読んでいるので、
感情移入しやすく、すぐに読んでしまいました。
最初はどうなることかと心配しましたが、
また行ってみたいなぁ~とぼんやり思っています。

未知の島と、素晴らしい海と、
ドキドキの体験と、素敵な本との出会いと、
帰ってきてみれば、
やはり「行き当たりバッチリ!」でした。
これに味を占めて、
またまた無計画と能天気に
拍車がかかりそうで心配です。(笑)
漢方の宮崎薬局
からだにおせっかい

