各地で大雨が続きました。

大変な被害を受けられた方、

恐怖で夜も眠られなかった方もおられるでしょう。

自然は恵みも恐怖ももたらすものだと

畏れをもって接してきた先人の姿勢を思います。

 

特に今年は、

例年になく人との距離を置いたことで、

あらためて自然と向き合う機会が

増えた年ではないでしょうか。

鳥のさえずりや手水鉢の水の音など、

意識しないと聞こえなかった自然の音が、

こういう機会に聞こえてくるものがあったと

ある方が言われていました。

大雨は大変ですが、

「慈雨」とか「祈雨」そして「喜雨」

という言葉もあるそうで、

天候という大いなるものに

支えられて生きているという実感が

昔の人にはあったのでしょう。

現代の私たちが、

勝手に作り出している「基準」

というものを改めて考えさせてもらったのが

今回のコロナ禍や豪雨でした。

 

恐怖心をこそ恐れよ

さて、

中国武漢を発生源とした肺炎ウイルス騒動は、

このまま収束に向かうのか、

それともまた第二波の流行が起こるのか、

皆さん興味津々ではないでしょうか?

日本ではだんだんと自粛マインドは緩んできて、

ニューノーマルと言われる生活様式を

各所で模索している最中ですね。

 

今回のウイルス禍での問題は、

感染症そのものもさることながら、

人間の恐怖心が最大のポイントでした。

多くの方が、

病気が治っていくのは、

クスリや手術のおかげだと思っていますが、

それは勘違いで、

実は応急処置にすぎません。

 

本当は

自らが持つ自然治癒力が

一生懸命治してくれているというのは

みなさんご存じのとおりです。

 

武漢肺炎に関しても、

事実上、罹ったなら、自然治癒力に頼る以外は、

現状ほとんど治癒方法はありません。 

私たちは、人間の体は物質であり、

科学的な医療の対象であるという

側面を信じすぎているので、

医療がお手上げだと、

とても心配症になってしまうのでしょう。

ある有名なお坊様が

その著書で書いておられた言葉ですが、

「恐怖心をこそ恐れよ」とおっしゃっていました。

心理学でも、

恐れの心が強すぎると、

かえって恐れているものの方が

現実だと感じるようになる

ということが言われています。

いわゆる引き寄せの法則というものですね。

仏教には、「因縁果」

という縁起の考え方があるそうですが、

人間の体の主は、

自分自身の心ではないかと言われていました。

肉体という船をコントロールする船長は、

自分自身の心以外にはありませんね。

心が、

過度の不安や怒り、恐れなどに支配されると、

外からウイルスなどにも侵入されやすくなり、

結果病気になりやすくなることもあるのではないか、

ということを言われていました。

確かに、

糖尿病も肝炎も高血圧も、

血液検査の値は、精神の状態で

かなり左右されることが知られていますし、

免疫力も同様ですね。

仏教的に言えば、

ウイルスは「因」ではなく「縁」であるということなのでしょう。

そんな中、

今回の騒動は報道によって作られたものが

かなりあるのではないかと思えます。

どこか過度に不安や恐怖心をあおる面があり、

ウイルス関連番組の視聴率は20%を超え、

コロナ報道バブルと揶揄されることもあったそうです。

視聴者に強烈な印象を与えるような

映像を使いたくなる気持ちはわかりますが、

その映像が脳裏に刻まれると

一種の洗脳に近い状態になることはあるでしょう。

感染者数や死者のカウントも、毎日増えますが、

これも心に刻んでしまうと、

死の宣告をされているような気分にもなりそうです。

報道の中には、見て、知っておいたほうが良いことも

もちろんあるでしょうが、

自分の心深く刻まれて、

いつでも思い出せるような状況だと、

いたずらに恐怖心だけが増幅されることもあるでしょう。

人には怖いものを見てみたい

という心理が働くことがありますが、

気を付けて自分の心をコントロールされた方が良いですよ、

という内容でした。

猛威を振るったウイルスですが、

人類全体としてはじきに感染がいきわたり、

抗体を獲得していきます。

恐れをなくして、

穏やかな心で接していく必要がありそうです。

 

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