日本の特務部隊 | 元自衛官の独り言

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特殊部隊は対テロ鎮圧や紛争地域で従軍したりビンラディンの様に急襲して事実上暗殺したりする特異な部隊で求められるスキルは高い。

結果として作戦失敗もあるロシアでおきたモスクワ劇場占拠事件ではスペツナズが対処に当たったが突入前に非致死性兵器ガスを劇場内に注入しそれに気づいた武装勢力と銃撃戦になったが武装勢力は全員死亡したがガス投入は一部しか知らされておらず解毒剤も一部の隊員しか与えられなかったため最終的に人質129名が窒息死する自体となった。

今年1月にもフランス特殊部隊が人質になっていた工作員を救出する作戦を遂行したが失敗し人質の工作員と隊員1名が死亡し1名の隊員が新たに人質に取られるという大失態を演じた。


日本でも立て篭り事件に対応していたSAT隊員が犯人の放った銃弾がちょうどアーマーが無い所に命中し殉職している、制圧するわけでなく入口付近で犯人とにらみ合いの結果の惨劇でSATの使い方に疑問が残った。

日本は軍隊では無いので特殊部隊と言いにくいのでタイトルは特務部隊としました、が現在の時点で特殊部隊は陸上自衛隊に1つだけ存在します、日本に存在する特務部隊をご紹介しましょう。

◎特殊作戦群
(陸上自衛隊)

千葉県の習志野駐屯地に駐屯している事から習志野第一空挺団からの選抜されたエリート部隊でおそらく空挺・冬季遊撃レンジャー資格取得者で構成されているでしょう。

空挺レンジャー徽章、上が空挺資格・したがレンジャ資格保有者を示し最強隊員の証と言って良いでしょう、その訓練は人間の限界を超えると言われています。

○冬季戦技教育隊(陸上自衛隊)


北海道の雪深い中で戦える様に指導するエリート部隊でこの過程をパスすると北方遊撃レンジャーとなる。

○西部方面普通科連隊
(陸上自衛隊)

レンジャー資格所有者約700名で構成されるエリート部隊でWestern Army Infantry Regimentの頭文字を取ってWAIR(ワイヤー)とも言われている、部隊のマークとなっている五島の民芸品バラモン凧のマークからバラモン舞台とも呼ばれることもある。




○対馬警備隊(陸上自衛隊)

第4師団隷下の混成舞台で愛称は山猫部隊と呼ばれており対馬を守る山岳戦闘にひいでたコマンド部隊。


○特別警備隊(海上自衛隊)




2001年に創設された海上自衛隊の特務部隊で特別警備隊のSpecial Boarding Unitの頭文字を取ってSBUと呼ばれている




○特殊警備隊(海上保安庁)

特殊警備隊Special Security Teamの頭文字を取ってSSTと呼ばれおり海上自衛隊SBUの海上保安庁版である。


○特殊急襲部隊(SAT)

特殊急襲部隊Special Assault Teamの頭文字を取ってSAT(サット)と呼ばれている、主の任務はハイジャックや人質をとり立て篭り等重要案件に対応する部隊で一時は極秘とされていたが今やSATは公然とし東京・大阪・北海道・千葉・神奈川・愛知・福岡・沖縄に配備されている。


SATの訓練展示

テロの驚異が世界に蔓延する中それを阻止・抑止する為に彼らは日々訓練を続けているだろう特殊部隊でも無い一般の普通科連隊でも隊テロ・市街地訓練を行っている。